【独占】松本人志の裁判に影響か「性被害は受けていない」告発女性の驚嘆発言を入手
“性的強要の有無”を証言できる3人
レイ法律事務所の河西邦剛弁護士に話を聞いた。 「影響はかなり大きいと思います。今回の裁判は、A子さんとB子さんへの性的強要の疑惑を掲載した、文春の第1弾の記事が訴訟の対象です。松本さんは飲み会に参加したことは認めているようですが“無理に性的関係を求めてはいない”と主張している。つまり、争点は“性的強要があったのか”についてです。 そして、この争点について証言できるのは3人しかいません。飲み会が開かれた高級ホテルのスイートルームには複数人がいたそうですが、A子さんとB子さんは、それぞれ別日にスイートルームの寝室で“松本さんと2人きりになった際に性被害を受けた”と記事内で主張していますが、性的強要があったのかどうかは、寝室にいた3人しか証言できません」
河西弁護士が続ける。 「裁判所からすると“女性側がどう証言するかどうか”に大きなウエートを置いているはずなので、もしどちらかの女性が“被害を受けた認識はない”とした場合、文春にとっては不利になると断言できます。 ただ、どちらかの女性の証言をもとに、もう一方の女性の取材記録を参考にして裁判所が“性的強要があった”と認める可能性もある。とはいえ、どちらかが“被害を受けたと認識していない”となると、文春側はそうとう厳しくなるでしょう」 前出の知人によると、Xさんは芸能関係の活動も行っているという。そこで、Xさんの所属事務所に対して、松本との件について問い合わせたが、回答は得られなかった。
動画配信サービスで“活動再開”か
裁判の行方は今もまったく予想できない状況ではあるが、松本の仕事に関しては最近、新たな動きが。 「6月7日、松本さんが企画とプロデュースを担当したAmazonプライムビデオのオリジナル番組『FREEZE』が、ポルトガルのテレビ局に販売され、現地で放送されることが話題に。松本さんは《『ドキュメンタル』に続き自分の笑いが世界に拡がっていくことはうれしいです》と、今年初めて、騒動に関連しないコメントを発表しました」(前出・スポーツ紙記者) この流れから、今後の松本はスポンサー配慮が必要となるテレビではなく、動画配信サービスでの活動再開を期待する声も高まっている。 「海外の企業や外資系メディアは、日本のような“推定有罪”では判断しないのが慣例。彼らからすれば松本さんは現段階では“加害者ではない”という認識です。つまり“推定無罪の法則”です。性的強要が立証されていない以上、松本さんに対しては以前と変わらず、企画やオファーが続いているそうです」(制作会社関係者、以下同)