【台風情報】きょうにも「台風1号」発生へ 気象庁&米軍・欧米予報機関の進路予想比較 台風北上前から本州では大雨も【28日までの雨・風シミュレーション】
■台風1号発生へ 今年初の台風に 来週日本の南へ北上予想 フィリピン付近にある熱帯低気圧はあす未明までに台風になる可能性が高まっています。気象庁によると、熱帯低気圧は25日午後3時現在、フィリピン付近にあって時速25キロで西北西へと進んでいます。中心気圧は1006hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。 【詳しく見る】各国の進路予想比較&1時間ごとの雨・風シミュレーション(28日まで) 熱帯低気圧はあす未明(26日午前3時)までには、中心付近の最大風速が台風の発表基準である最大風速17.2m/sを超えて台風となる予想です。 フィリピン付近を通過後、やや発達して暴風域を伴いながら来週の前半には沖縄の南の海上へと北上する予想です。その後は関東に南の海上を北東へとすすで行く予想となっています。 24時間以内に台風1号となれば、今年初めての台風発生となります。1951年の統計開始以降、史上7番目に遅い台風1号の発生となります。ただ、台風1号の発生が遅かったとして、その年の年間の台風発生数が少なくなるわけではありません。 では5日より先の進路はどうなるのでしょうか。海外予報機関のデータも参考に見ていきます。 ■アメリカ海軍も進路予測発表 欧米の予報機関の進路予想は アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 25日午前の発表から、アメリカ海軍では進路予想を発表しています。気象庁の進路予想と大きくは変わりません。 ちなみにアメリカ海軍の最大風速はノット表示です(1ノット=約0.514m/s)。ただアメリカ海軍と気象庁では最大風速の定義が異なるため、気象庁の最大風速と単純に比べることはできません。(アメリカ海軍(1分平均風速)の方が、気象庁(10分平均風速)よりも大きな値となります) ■アメリカ・ヨーロッパの予想は 週明けは大雨のおそれも 気象庁の進路予想で示される予報円は「その時刻に台風の中心が入る確率が70%」であることを意味しています。予報円の大きさは進路予想のブレ幅を表しています。
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