ついに「すごいキャンプ場」オープン! 実際行ってみるとどんな感じ? 富士山見られる「RECAMP FUJI SPEEDWAY AREA/100R」とは
レーシングカーを目の前にしながらキャンプができるってどういうこと?
富士スピードウェイの中に、常設キャンプ場が開設されました。 目の前をレーシングカーが走るのを見ながらキャンプができるというのが、どんなところなのかチェックしてきました。 【画像】こんなトコロ泊まってみたい!? 斬新キャンプ場がこれです。(30枚以上)
富士スピードウェイといえば、スーパーGTやスーパー耐久などで金曜日の午後にはゲートの前に入場待機列ができ、開場を今かいまかと待ち侘びているモータースポーツファンが多くいます。 ゲートオープンと共におのおの目的の駐車場にクルマを止めて、目的の観戦スポット周辺にテントを張っている人を多く見ます。 そして土曜にはそのテントスペースでBBQを行いながら、ピットウェークや予選アタックを観戦するなど、モータースポーツとキャンプの両方を楽しんでいます。 土曜はそのままキャンプをしながらテント泊をして、翌日の決勝はどんなレースになるのだろうかと仲間や家族と会話を楽しんでいます。 スーパー耐久の富士24時間レースでは、土曜・日曜の24時間レースですので、ずっとレーシングカーがコースを走り、夜はその爆音を聴きながらテントで寝るという、ものすごい非日常体験ができます。 そんなキャンプ人気もあり、富士スピードウェイでは、もっと手軽に、設備を整えたキャンプ施設があっても良いのでは。という思いから、長い年月をかけて計画を練り、施設の準備に取り掛かってきました。 そして完成したのが「RECAMP FUJI SPEEDWAY AREA/100R」です。 名前が示す通り、観戦エリアとしてもキャンプスペースとしても人気が高い、100Rコーナーのイン側のスペースを開拓し、全36サイトのキャンプ場を作り上げました。 F1などを開催するための安全設備や救護体制、レース運営システムなどの審査をクリアした、FIAが発給する「グレード1」と呼ばれるサーキットでは、世界で唯一の場内常設キャンプ場になります。 世界で30数カ所あるグレード1サーキットで、臨時施設や、コースから少し離れた場所でキャンプ場が設置されるケースはあるそうですが、場内に常設でキャンプができるのは、富士スピードウェイが世界で初めてというのですから、その力の入れ具合もハンパありません。 まずキャンプエリアに入る通路には、ドイツのニュルブルクリンクのコースに落書きされた様子をモチーフにした、キャンプとモータースポーツを楽しむグラフィックが描かれています。 ところどころにカラーグラフィックがありますが、蓄光タイプの塗料で描かれており、夜間は優しく光るそうです。