軽くて頑丈で歴史もある! ハミルトンが日本人デザイナーとのコラボで生み出す「カーキ フィールド」チタンモデルの実力とは
●実用性重視の両ブランドが生み出すタイムレスな限定モデル
130年以上もの歴史を持つアメリカのウォッチブランド・ハミルトン。 代表的なモデルである「カーキ フィールド」は、軍用の時計としての出自を持ちブランドの歴史を語る上で欠かせない一本であると同時に、“フィールドウォッチ”というジャンル自体を象徴する人気モデル。 【画像】これは着けてみたい! チタンのカーキフィールドを画像で見る(9枚) その「カーキ フィールド」に新たな魅力を加える今回のコラボは、デザイナー鈴木大器氏がニューヨークを拠点として発信するデザインハウス・エンジニアド ガーメンツとのタッグによるもの。 その多くはNATOストラップを備えた姿がアイコニックな「カーキ フィールド」ですが、今回のモデルではケースもブレスレットもチタンを採用したリミテッドエディションに。
チタンの外装とおなじみのブラックのダイヤルによるモノトーンにより、無骨でタフなイメージを強調しつつ、フィールドでもアーバンでも決まる汎用性と実用性を兼ね備えています。 ケース径38mmで展開している既存のカーキ フィールドのチタン製モデルを36mmのケースへとサイズダウンしたバリエーションという位置付けでもあり、オリジナルのカーキ フィールドにも近いサイズ感が、ブランドの歴史を匂わせると同時に、ユニセックスで愛用できる合わせやすさも生み出しています。 搭載されるムーブメントは機械式の“H-10”自動巻きムーブメントであり、およそ80時間という頼もしいパワーリザーブ、ニヴァクロン製ヒゲゼンマイによる耐磁性という精度への信頼性も、実用性を支える要素のひとつに。 視認性を優先したというそのダイヤルは、ブラックとホワイトが生み出す最大限のコントラストと、その他の要素を削ぎ落としたストイックな構成。 同じムーブメントを搭載した他のモデルでは備えられていたデイト表示や、時間の24時間表記までも廃されており、今現在の時刻の確認のみを淡々と遂行することができ、パフォーマンスへの集中が途切れることもないはず。 10気圧の防水性能も備え、チタンの持つ堅牢性や軽量性と合わせて、実際に“フィールド”で活躍する際にも、理想的な一本に。 限定数は鈴木氏がエンジニアド ガーメンツを設立した1999年にちなんでの世界限定1999本で、10月24日より販売となります。 ●製品仕様 「カーキ フィールド チタニウム エンジニアド ガーメンツ リミテッドエディション」 ・価格(消費税込):16万9400円 ・ケース:チタニウム ・厚さ:10.6mm ・ラグ幅:18mm ・ダイヤル:ブラック ・針:スーパールミノバ加工のニッケル時針・分針/先端にスーパールミノバ加工を施したニッケル秒針 ・ムーブメント:機械式自動巻き(H-10)/標準持続時間80時間/Nivachron製ヒゲゼンマイ ・ブレスレット:チタニウムブレスレット ・風防:サファイアクリスタル(反射防止加工) ・防水性:10気圧(100m)防水
VAGUE編集部