「カスハラ防止条例」制定に向け罰則を設けないなど意見取りまとめる 愛知県の協議会
メ~テレ(名古屋テレビ)
客や取引先からの迷惑行為、いわゆる「カスタマーハラスメント」の防止を目的にした条例について、愛知県の協議会が意見を取りまとめました。 協議会は、経済団体や労働者団体の関係者らで構成されていて、3回目の11日は、条例制定に向けた話し合いなどが進められました。 出席者からは「事業者はどういう場合に消費者からの要求を拒否できるのかなど、カスハラの定義について条例の下にガイドラインを作ってほしい」などの意見が出ました。 また、条例制定に当たっては、罰則の内容を決めるために時間がかかることなどから、罰則を設けないことが確認されました。 今後、愛知県は協議会の意見を踏まえ、条例の具体的な内容について検討を進めていくということです。