宝塚歌劇団理事長が謝罪 25歳劇団員死亡で調査報告書を公表・会見
宝塚歌劇団は14日午後、兵庫県宝塚市内のホテルで記者会見を開き、同歌劇団に所属する25歳の劇団員が死亡した問題について、外部の弁護士による調査チームの報告書を公表した。 【動画】宝塚歌劇団が会見 25歳劇団員死亡で調査報告書公表へ(2023年11月14日)
会見には、宝塚歌劇団の木場健之理事長らが出席。冒頭には木場理事長が「当団ではこのたびの宙組生の急逝を受けまして、なぜこのようなことが起こったのか、一部報道されている事柄につきまして事実関係や原因について調査を行うべく外部弁護士による調査チームに調査を依頼し、11月10日に調査報告書を受領しました」と説明した。
そして「当団として調査報告書の内容を真摯に受け止めており、対処すべき課題としてご指摘いただいている内容を含め、今後、全力で改善に取り組んで参ります」と述べた。
また「このたびの宙組生の急逝につきまして哀悼の意を表しますとともに、ご遺族のみなさまには大切なご家族を守れなかったことを心より深くお詫び申し上げます。今後もご遺族のみなさまに誠心誠意対応してまいる所存でございます。また、宝塚ファンのみなさま、関係者のみなさまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪した。