アニメ『僕のヒーローアカデミア』最新シリーズをテーマにした展示会が、東京ドームシティ・ギャラリーアーモで開催中（6月18日まで）。そのみどころを取材し、来場者に感想を伺いました。 『僕のヒーローアカデミア』は、炎を放つなどの超常能力・“個性”を持つキャラクターたちが、その能力をいかし人を助けるヒーローになることを目指す物語。2016年にアニメシリーズの第1期が放送され、最新シリーズとなる第6期は2023年3月まで放送されていました。展示会では、ヒーローとヴィラン（敵）が全面戦争を繰り広げる第6期をテーマに、アニメの名シーンを再現した展示や貴重な設定画、複製原画などが公開されています。 【画像】アニメ “ヒロアカ” 主人公の声優・山下大輝、ヘビーなバトルシーンの収録後は「真っ白」

■主人公と敵対するヴィランも魅力の展示会

トゥワイスとトガヒミコの別れのシーンを再現した展示

展示会では、主人公・緑谷出久の等身大フィギュアなどヒーローはもちろん、彼らと敵対するヴィランも数多く展示されています。 なかでも、主人公の強敵であるヴィラン・死柄木弔を、トンネルを用いて表現した『死柄木トンネル』は、展示会を見た人の多くが“印象的だった”とコメント。「俺を否定するな」「今ここから全てを壊す」といったセリフが散りばめられた、暗がりのトンネルを進んだ先で、死柄木が来場者を待ち構えています。 また、“アニメを見て泣いた”という声もあった、ヴィラン・トゥワイスとトガヒミコの別れのシーンも展示。「包めば一つでしたっけ」「たすけてくれてありがとう」といったセリフなどが展示され、2人のやりとりが再現されています。

■「ヒロアカの世界に入ったかのような錯覚」

アニメの世界に入り込んだかのような写真が撮影できるフォトスポット（来場者提供）

多くのヒロアカファンが訪れた展示会。来場者に展示会の感想をインタビューしました。 アニメの世界に入り込んだかのような写真が撮れるフォトスポットで、写真撮影をしていた来場者は、「テンションあがっちゃいました。いいですね」と、撮影した写真を見せてくれました。 また、複製原画などを見たファンは、「線画だけなのに、迫力がすごい伝わってくるような感じで、一枚一枚近くでじっくり見ました」と、コメント。展示会について、「お話の中に入れるみたいな展示が多かったので、ヒロアカの世界に入ったかのような錯覚があって、すごく良かったです」と、振り返りました。 『僕のヒーローアカデミア』ANIMATION展は今後、札幌（6月30日～7月17日）、福岡（7月23日～8月15日）、名古屋（8月25日～9月18日）を巡回する予定です。