中国二輪メーカーは激動の時代に「宇宙開発・AI開発企業が作る超速電動バイクと、模倣商品が入り乱れる」
ZONTES(ゾンテス)「スクーター、フルカウルスポーツ、アドベンチャーと多彩なモデルレンジ」
「ZONTES」(ゾンテス)は、2003年に中国・広東に設立されたガンドンタヨモーターサイクルテクノロジー有限公司のブランドのひとつで、150ccから350ccまでのスクーターとバイクを生産している。 もちろんグローバル展開もしておりヨーロッパやアラブ諸国で業績を伸ばしているメーカーだ。日本ではカスタムジャパンが輸入元となっており、125cc水冷単気筒エンジンを搭載する2モデルを販売中だ。 EICMA2023では350ccスクーターの好評を受けて開発した125ccスクーターのほか、125ccから699ccまでのアドベンチャー、フルカウルスポーツも展示した。 「ZT125C」は、どこかで見たことがあるスタイルのクルーザーだが、最高出力15psの125cc水冷単気筒エンジンを積む。 「ZT501G ADV」もやはりどこかで見た形のスクーターで、こちらのエンジンは491cc水冷単気筒で最高出力48ps。ホイール径はフロント17インチ、リヤ15インチとなっている。 「ZT703F」は独特な外観デザインの699cc水冷並列3気筒エンジンを搭載するアドベンチャーツアラーで、最高出力101ps/9000rpm。ホイール径はフロント21インチ、リヤ18インチ。 同系エンジンを搭載しつつ最高出力は110ps/11000rpmまで引き上げられた「ZT703RR」はフルフェアリングを装備するミドルスポーツ。どちらもブレンボ製ブレーキキャリパーを搭載する。 ■ゾンテス ZT703F 最高出力101psの699cc水冷並列3気筒エンジンを搭載するアドベンチャーツアラーで、ホイールサイズはフロント21インチ、リヤ18インチ。 ■ゾンテス ZT703RR 最高出力111psの699cc水冷並列3気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ。「スーパースポーツの走りをストリートで楽しめる」というコンセプトらしい。 ■ゾンテス ZT125C エンジンは125cc水冷単気筒だが、全長2100mm、全高1120mm、全幅845mmと立派なサイズ。ホイール径は前後16インチ。 ■ゾンテス ZT501G ADV 491cc水冷単気筒を搭載するアドベンチャー要素を取り入れたスクーター。