下村博文元文科相が落選の見込み 自民の裏金問題受け無所属で立候補
元文部科学相で無所属前職の下村博文氏（70）が東京11区で落選の見込み。 自民党派閥の裏金問題で、政治資金収支報告書に476万円の不記載が判明。安倍派の事務総長を務めていたこともあり、党員資格停止1年の処分を受けた。今回の衆院選は自民党の公認を得られず、無所属で立候補。自民区議や都議らの支援を受け、「一人一人の区民のみなさまに理解をしていただけるよう、説明させていただく」とおわび行脚を続けたが、裏金問題の逆風は予想以上に強かった。無所属のため、比例区での復活もできないことになる。 【写真】落選が確実となり、支援者らに頭を下げる下村博文氏（手前）=2024年10月27日午後8時25分、東京都板橋区、川村直子撮影
朝日新聞社
