来年で創部100周年の成蹊大が3部残留、神宮初登板の高井が1失点完投【東都大学野球入れ替え戦】
◇26日 東都大学野球3、4部入れ替え戦2回戦 成蹊大8―1一橋大(神宮) 成蹊大は、創部100周年となる2025年の2部昇格に向けて3部残留を決めた。4部1位の一橋大との入れ替え戦に連勝。リーグ戦は勝ち点なしに終わったがダブルエースを中心に立て直した。1回戦で主将の寺山一稀投手(4年・横須賀学院)が完封勝ちし、この2回戦は、高井滉一郎投手(4年・浜松西)が9回の1失点だけで完投した。 神宮初登板となった高井は「勝ち切れてホッとした。リーグ戦は序盤に点を取られることが多かったので、先制点を与えないことを意識した。きょうは真っすぐが良かった」と振り返った。 4年生の快投に、ルーキーの舟久保翔内野手(1年・吉田)がバットでこたえた。3回に大学の公式戦初ヒットとなる先制打。9回にはタイムリー二塁打も放った。「初めての神宮で緊張しましたが、先輩投手も頼もしかったし気楽に打席に入れた。秋は優勝して、2部との入れ替え戦をここでしたい」と意気込んだ。
中日スポーツ