藤井智也のゴラッソに、アシストした鈴木優磨も驚愕!「トラップミスだろ?」【鹿島】
藤井は自身初のシーズン2点目
鹿島アントラーズの藤井智也が、アクロバティックなシュートで自身の殻を破るゴールを決めた。 【動画】藤井智也が札幌戦でゴラッソ! 鹿島は7月6日、J1第22節で北海道コンサドーレ札幌と敵地で対戦し、2-0で勝利した。 61分に師岡柊生のJ初ゴールで先制すると、その師岡と交代で62分に藤井がピッチに立った。 4-2-3-1の左サイドに入り、精力的に相手背後を突く。すると66分だ。トップ下の鈴木優磨が、敵陣右サイドで下がってボールを受け、鋭いクロスを供給。ファーサイドに走り込んだ藤井が、トップスピードのままジャンプし、左足で合わせてゴールへ流し込んだ。 「狙ったゴールとは言い難いかもしれないですが、しっかりと枠に飛ばすことができて良かったです」 続けて、藤井は「優磨君の技術の高さだと思うし、ボールを送ってくれた優磨君に感謝です」とコメントした。 一方で、あまりにも華麗なシュートだったためか、試合後に鈴木から「あれ、お前のトラップミスだろ?」と言われ、「そうかもしれません」と返し、笑いを誘ったという。 藤井は今季プロ4年目。デビュー以来、毎年ゴールを記録するものの、1シーズンに1点のみ。今季は6月16日の18節・アルビレックス新潟戦(1-1)で初ゴールを記録し、そして札幌戦で自身初のシーズン“2点目”をマークした。 「もう少し継続して決めたいです。2試合連続とか3試合連続とか。でも、今日のゴールはちょっと僕のなかで新しい形だったので、そこは自信になりました」 日々葛藤を続けながらも、得点パターンを増やしていきたい。 取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)