「アンメット」またしても号泣から悲鳴へ!三瓶先生ら“アベンジャーズ”に期待
ミヤビのことを思っているのは三瓶のみならず。丘陵セントラル病院の面々は、気丈に振舞うミヤビの心中を推し量り胸を痛めていた。「俺はさ、ミヤビちゃんが決めたんだったらいつでもなんでも応援したいのよ」と涙を浮かべる救急部長の星前(千葉雄大)、ミヤビを思い哀しみを分かち合うかのようにあんパンを半分こする看護師長の津幡(吉瀬美智子)と院長の藤堂(安井順平)……。そして、「あきらめたくない」のは三瓶と対立してきた大迫教授も例外ではなかった。
“ミヤビちゃん大好きアベンジャーズ”とあだ名される三瓶、星前、綾野(岡山天音)が大迫のもとに集まり、ミヤビの治療について話していた時のこと。手術以外に治療法がないという大迫に納得しない三瓶に対して、綾野は大迫も三瓶と同じく手術の練習を行っていることを告白。しかも、ミヤビが事故に遭ってからずっとだという。人知れず努力を重ねてきた大迫に対し、三瓶は「やっぱりあなたは医者でしたね」と認め、大迫は「やっぱり君は……生意気だ」と応戦。二人の間に初めて信頼が芽生えた様子だった。
そして、“記憶をなくしてしまったら最後には何も残らないのか”と恐怖に駆られていたミヤビを救った、画家・柏木とその妻(赤間麻里子)のある光景……。柏木を演じる加藤雅也の名演もあって、ミヤビが見出したかすかな希望に「涙がたたみかけてくる」「感情が追い付かないです」「こんなん泣くわ」と涙する視聴者が続出していたが、ラストはまたしてもミヤビを巡るショッキングな出来事が発生。前話のラストと同様、視聴者の反応は一瞬にして涙から悲鳴に変わった。(石川友里恵)