将棋界で最も伝統のあるタイトル「名人」。瀬戸市と一宮市、愛知県出身の2人による頂上決戦が開幕しました。 10日から東京都内で始まった「名人戦七番勝負第１局」。 愛知県瀬戸市の藤井聡太八冠(21)に挑むのは、一宮市出身の豊島将之九段（33）。これまで幾度も対局を繰り返してきた両者。対戦成績は、藤井八冠の22勝11敗。しかし、全棋士の中で11勝と最も多く勝利しているのが、豊島九段です。 藤井八冠はタイトル初挑戦から負け無しの21連覇中。豊島九段が八冠の牙城を崩し、連覇記録を止めるかが注目されています。

中京テレビNEWS

豊島将之九段： 「藤井名人との対局で大変な強敵ですけど、自分なりに精いっぱい指していって良い将棋を皆さまに見ていただけるよう頑張りたいと思っています」

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藤井聡太八冠： 「最大限集中して読みを深めて見ていただく方に楽しんでいただける将棋が指せれば」 そして、10日午後6時30分、豊島九段が40手目を封じ手にし、対局は中断されました。 2日制の名人戦、決着は11日午後とみられています。