「イヌサフラン」を食べて “2人死亡" ギョウジャニンニクと間違えて食べたか 過去10年間で7人死亡…山菜取りには注意を 見分け方は? 北海道札幌市
UHB 北海道文化放送
札幌市保健所によりますと、5月上旬、札幌市内の2人が自宅で死亡しているのが見つかりました。
自宅の家庭菜園に植えていたイヌサフランの葉をギョウジャニンニクと誤って食べたことによる食中毒とみられています。 イヌサフランはギョウジャニンニクと似ていますが、毒があり重篤な健康被害を引き起こすおそれがあります。
ギョウジャニンニクは根元が赤紫色でニンニクのような香りがしますが、イヌサフランの根元は緑色で香りがしません。 道内では今回を除く過去10年間でイヌサフランによる食中毒で7人が死亡しています。 札幌市保健所は食用と確実に判断できない植物は食べないようにと注意を呼びかけています。
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