中村橋之助が森田健作の冠ラジオに登場 初主演映画や歌舞伎の道に進んだ理由を語る 森田は裏に母・三田寛子の奮闘もあると分析
歌舞伎俳優、中村橋之助(28)が23日、東京都内で行われた俳優、森田健作(74)の冠ラジオの収録に参加した。 一昨年に出演した父の中村芝翫(58)に続き、親子2代で登場。 橋之助は今秋公開の「歌こそすべて~中山晋平・歌と愛の生涯~(仮)」で初映画にして主演をゲット。両親ともに喜んでくれたが、母のタレント、三田寛子(58)の反応について「映像は3倍太って見えるから痩せなさいと言われ続けた」と苦笑した。 映画では童謡「シャボン玉」などで知られる名作曲家、中山晋平の生涯を熱演。「ピアノも頑張って練習しました。最初は絶対無理だと思ったけど、片手ずつ練習し続けたら両手で弾けるようになりました」と努力でマスターした。 また、芝翫から歌舞伎の道に進むように強制されたことはなかったと明かし、「父からは『好きなことをやりたければやればいい』と言われていましたが、自分は本当に歌舞伎が大好きだったので」と述懐。「父が格好よく、憧れの役者だったので、そのようになりたいと思ったし、母はどんなに忙しくても、(幼少から)毎月1回、地方でも父の歌舞伎に連れていってくれました。それも(影響が)あったかもしれない」と感謝した。 森田は「お母さまのいい操縦もあったんじゃないかな。皆さまが(一家で)売れているのは、裏方として頑張るお母さまの大変な努力がある」と三田の奮闘も思いやった。また、「歌舞伎は日本を代表する伝統芸能。彼たちの年代でぜひ世界の歌舞伎にしてほしい」とエールを送った。 橋之助も「歌舞伎は僕にとって一生青春なので、一所懸命につとめていきたい」と〝青春の巨匠〟に負けず、熱く誓っていた。 収録の模様は5月5日のFM NACK5「森田健作 青春もぎたて朝一番!」(日曜前6・30)、同13日のニッポン放送「森田健作 青春の勲章は くじけない心」(月曜後6・20)で放送される。