「今季初の優勝ができました」スノーボードW杯パラレル大回転の三木つばきが喜びの涙、目標は「W杯ベスト4進出率60%以上」
1月25日、スロベニア・ログラのポホリェでスノーボードワールドカップ(W杯)が行なわれ、女子パラレル大回転で日本の三木つばきが今シーズン初勝利を飾った。三木は自身のインスタグラム(@plus3camelia)でも勝利の喜びを伝え、ファンからは祝福のメッセージが寄せられている。 【PHOTO】スノボとスケボーの“二刀流”で新境地へ!女性ファンも必見、平野歩夢の厳選フォトギャラリー! 国際スキー・スノーボード連盟(FLS)の公式サイトには、三木の初勝利について「より大きな目標に向かうメンタルイメージを持ってレースに臨んだ。そのメンタルイメージが功を奏したのだろう」と綴った。 FLSは三木の試合について、「準決勝では、圧倒的な強さを誇るラモーナ・テレジア・ホフマイスター(ドイツ)を再び破った。ホフマイスターは序盤にミスを犯し、三木はアドバンテージを得た」と振り返り、続けて「ホフマイスターを破ったのは今季3度目。今シーズンの対戦成績は3勝0敗で、今日までホフマイスターを破った2人(エステル・レデツカ)のうちの1人だった」と三木を称えた。
三木は試合後、自身のインスタグラム(@plus3camelia)を更新。「いつもご支援いただいているスポンサーの皆様、応援いただいているみなさま、今季W杯で初の優勝ができました!このご報告がやっとできてとても嬉しいです」とファンや関係者への感謝とともに初勝利を報告した。 続けて三木は「私はスノーボードアルペンが、滑ること自体が大好きですが、」と始め、「自分の好きなこと、得意なことでベストを尽くして、命の削り合いのような対決をし、0コンマ数秒を制す…。その勝ち切った瞬間に、今まで頑張ってきたことが報われたような感覚と、支えてくださっている皆様に恩返しできたことへの幸せを感じられる事が何よりも心地良いと、今回また思い出すことができました」と綴り、勝利を通じてスポーツの醍醐味を再確認し、勝利の感覚を噛みしめた。 同投稿で三木は試合後に感じたことも話し、「試合会場の片付けをしてくださっているスタッフさんを見て、この方々が整えてくださっているからこそ、自分たちアスリートはベストを尽くせる環境を得られるのだと改めて認識しました。感謝の気持ちでいっぱいです」と、大会運営に携わる人々への感謝も述べた。 自身の今季の目標については「目標である、” W杯ベスト4進出率60%以上”を、今回の4進出で達成し、現在62%です!優勝2回を含めた3回以上の表彰台にも、あと1回の優勝と、リーチがかかっています」と綴り、目標達成までもう一息のところまできているという。 最後に「今季残り5戦。今月は残り1戦、27日開催です。最後まで気を引き締め、今年は必ず目標達成ができるよう頑張っていきたいと思います!」と残りの戦いに向けての意気込みも語っている。 投稿をチェックしたファンからは、「つばきちゃんおめでとう!」「本当にすごすぎます!」「興奮するわ」「やったね」と、歓喜の声が寄せられたほか、日本初のフェンシング銀メダリストの太田雄貴も「おめでとうございます!」と三木の快挙を称えた。 構成●THE DIGEST編集部
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