熊本-台北線 機材を大型化し初運航 スターラックス航空 国際貨物も視野
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台湾のスターラックス航空は27日、熊本-台北線の航空機を大型化して運航を始めた。座席数は約1・5倍の297。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出や今後の第2工場建設などを踏まえ、需要がさらに見込めると判断した。 熊本の経済ニュース
スターラックス航空は現在、熊本-台北線を週7往復便運航中。インバウンド(訪日客)を中心に需要が高く、平均搭乗率は85%程度の高い水準で推移している。機体を大型化したこの日の搭乗率も80%弱だった。 熊本空港を運営する熊本国際空港(益城町)によると、今回スターラックス航空が導入した航空機は熊本空港に就航している国際定期路線の中で最も大きいという。 搭乗客の荷物以外の国際航空貨物も16~17トンほど収容可能。スターラックス航空日本支社(東京)は「熊本空港での環境整備が進めば、国際貨物の輸送も始めたい」としている。(立石真一)