商工会の建物を公費で解体 元美作市議が「違法な支出に当たる」として住民監査請求 岡山
KSB瀬戸内海放送
美作市が商工会の建物を公費で解体したのは違法な支出に当たるなどとして、元美作市議会議員の男性が住民監査請求を行いました。 【写真】住民監査請求をした元美作市議の岩江正行さん
住民監査請求をしたのは元美作市議の岩江正行さん(78)です。 美作市は2023年11月から2024年3月までに、約1400万円をかけ商工会・作東支所の建物を解体しました。建物は市の土地に建てられていたもので、その後、土地は隣接する作東公民館の駐車場になりました。 岩江さんは商工会の建物を公費で解体するのは違法な支出に当たると主張しています。 (住民監査請求をした/岩江正行さん) 「こういった(予算)が全て議会で通っているのが不自然。ここで誰かが言わないといけないので、行政監査をさせていただいた」 また、岩江さんは、2023年11月に完成した作東公民館について、建設費用が約2400万円追加されたのは設計業者の不備によるものだとして、業者選定のプロセスを見直すよう求めています。
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