【バドミントン ユーバー杯】インドネシアがタイを3-0で撃破! 久々のベスト4進出!
5月3日に開催された世界国・地域別対抗戦BWFトマス杯&ユーバー杯2024(中国・成都)7日目は、決勝トーナメントの残りの準々決勝が行なわれた。2日に行なわれたユーバー杯の準々決勝は、中国と日本が勝利を収め準決勝に進出。残り2つの椅子をかけて、インドネシアとタイ、韓国と台湾が激突した。 久々の上位進出をねらうインドネシアと、3大会連続で銅メダルを手にしているタイの勝負は、白熱した戦いに。インドネシアはエースのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュンが、経験豊富なラチャノック・インタノンを22-20、21-18で破り先制。さらに、第1ダブルスのラハユ/ラマダンティも、ジョンコパン/ラウィンダを2-0のストレートで退け、一気に勝利に近づいた。 なんとか逆転に望みを残そうとするタイだったが、第2シングルスのスパニダ・カテソンは、世界ランクでは下回るインドネシアのワルドヨと大接戦。互いに1ゲームずつを奪い合い、ファイナルゲームに突入すると、最後に抜け出したのはワルドヨ。18-19から3連続ポイントで勝利し、インドネシアが3-0でタイを撃破。2010年以来のベスト4入りを決めた。 前回優勝で連覇をめざす韓国は、台湾を3-0で圧倒。第1シングルスのアン・セヨンが先制すると、その後も李紹希/ベク・ハナ、シム・ユジンが2-0のストレートで勝利し、順当に準決勝へと勝ち進んだ。 4日に行なわれる準決勝は、中国と日本、インドネシアと韓国が激突する。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO