【レスリング】文田健一郎・藤波朱理らメダリストが集結 パリ五輪史上最多メダル獲得 強さの秘密を語る
レスリング日本選手団はパリ五輪で日本のレスリング史上最多の金メダル8個を含む11個のメダルを獲得。その理由を文田健一郎選手、清岡幸大郎選手、鏡優翔選手、藤波朱理選手が語りました。 【画像】パリ五輪・レスリング日本勢の結果一覧 ハードなトレーニングが伝統となっているレスリング日本代表の合宿。女子76キロ級で金メダルを獲得した鏡優翔選手は「海外の選手が日本に来たりするとなかなかメニューについてこられないことが多いです。途中で帰るし練習中に座り始めるし」と日本と海外の練習量の違いについて語りました。 また、女子53キロ級で金メダルの藤波朱理選手も「自分たちにとって当たり前の練習が海外の人たちにとってはかなりハード」と日本レスリング界のトレーニングの厳しさを話しました。 そんなレスリングの日本代表がメダルを量産できたことについて、グレコローマン60キロ級金メダルの文田健一郎選手は、「全日本チャンピオン、世界チャンピオンがゴロゴロしているような環境でずっと練習をしている」と練習環境について語りました。 日本体育大学出身の文田選手。学生時代からリオ五輪銀メダルの太田忍選手ら世界レベルを相手に普段の練習でも本気のスパーリングを行っており、「その人に勝ったらもちろん世界トップレベルというのもあるし、世界で1番を目指すと言うよりもその人に勝つためにもっと努力する。その人を毎日毎日超えようとする」と語りました。 また、パリ五輪男子65キロ級で金メダルを獲得した清岡選手は、国際大会での試合経験が無かった時から、リオ五輪でメダルを獲得した樋口黎選手と普段からトレーニング。「僕からしたら(樋口)黎先輩に勝ったらオリンピック優勝できるなというのはあるので」とハイレベルなトレーニングについて語りました。 (12月14日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)