展示作品の一点

　中学1年生の3人によるアート作品展「ようこそ我が家へ」が11月24日、新中野の「Gallery cafe NICCO」で始まる。（中野経済新聞） 【写真】（関連フォト）「Gallery cafe NICCO」外観 　アーティスト茂木薫（もてぎかおる）さん率いる地域の絵画教室「にじいろアトリエ」のギャラリー展示に参加していた同じ小学校卒の仲良し3人組、mioさん・sawaさん・tumuさんの作品展。茂木さんによると「中学生3人が主体的に企画・制作・運営を行い、地域社会とつながりながらアートの可能性を探求する企画。公民館などの公共施設ではなく、あえて広く一般の人の目に触れるギャラリーカフェでの展示となった。画一的になりがちな義務教育の時期に『自分らしさ』を表現しつつ、社会の中で若者の関わり方を模索する新たな挑戦になる」という。 　展示会場となる同ギャラリーカフェは、新中野で「若者の創作活動を応援し、地域とアーティストをつなげる心地いい場所」として2022年4月にオープン。茂木さんは「2023年、今回の3人が小6の時に『展示をするまで』という研究を行い、同ギャラリーカフェのオーナーにインタビュー取材をしたことで、その思いを受け取ったことが今回の3人展開催のきっかけとなった」と振り返る。作品展では、3人の絵画、イラスト、テクスチャーアート、ミニチュアなど、さまざまな表現方法で制作した作品を展示する。 　開催時間は13時～17時。初日はカフェ営業なし。11月30日まで。