トレーニングにハマる、実は体脂肪率が高い“痩せ肥満”の元モデル
ダイエットから自然とボディメイク挑戦に!
今回紹介する韓国のビキニ・フィットネス選手ナングン・ミンジはまず、その名前が珍しい。韓国の名字というとキム(金)、イ(李)、パク(朴)など一文字が多いが、彼女は「ナングン(南宮)」という韓国でも珍しい二文字姓を持つ。 【写真9点】実は体脂肪率が高い“痩せ肥満”の元モデル そして、ビキニ・フィットネスの世界に飛び込むことになった経緯も、珍しい。もともとはファッションモデル。その後、いつの間にかジムのトレーナーとなり、各種ビキニ・フィットネス大会に出場するようになったという。 「最初はダイエットを目的にジムに通い、徐々に負荷の高いトレーニングをするようになったんです。自分の姿を鏡で見ると、努力した分だけ体が変わっていくのが快感で。そこから、ボディメイクに関心を持つようになり、気が付くとモデルではなく、トレーナーが本業になっていました(笑)。体を鍛えることが自分の性に合っていたんですかね」 そして彼女は、かつての自分を振り返り、こう語った。 「もともと私は体脂肪率が高い“痩せ肥満”だったんです。それもすべてスイーツ好きだったせいです(笑)。デザート類に目がなくて……。ただ、このままではダメだと思ってダイエットを決心してトレーニングを始め、そのおかげで体型にも変化があったわけですが、自分的に最も大きな収穫は“体重が減った”とか“体脂肪率が変わった”といった数値的な変化ではなく、自分に自信を持てるようになったことでした。 それまでの私は、周囲が心配するほど自分を責めてしまうところがあったのですが、トレーニングを始めてからは物事をポジティブに考えるようになり、自分を大切にして愛せるようにもなったのです」 大好きなデザートを我慢して、限界に挑む自分を誉めてあげる。今でもそんな毎日を繰り返しているという。 「かといってトレーニング漬けの毎日ではありませんよ(笑)。今でも食べることが大好きで、トレーニングのあとに有名なパン屋さん巡りをするのが大好きです。近所だけではなく、全国各地の美味しいパン屋さんを訪ね歩き、写真を撮ったり。大会出場のためのトレーニングが続くときも、オフの時間をしっかり持とうと意識しています」