天皇家の子女は広報効果が絶大…!社会人になった愛子さまをめぐって単独公務「争奪戦」が始まった
10年ぶりとなる伊勢神宮参拝。高まる気持ちをおさえきれなかったのか、近鉄鳥羽駅に降り立った天皇家の長女・愛子さま(22)は、出迎えた三重県の一見勝之知事(61)らの顔を見るや、少女のように満面の笑みを浮かべた。 【画像】爽やか…! 愛子さまのフレッシュな「スーツ姿」 その6日後、4月1日に今度は日本赤十字社の本社エントランスで愛子さまは初々しい笑みを見せた。 「早く職場になじみ、皆さまのお役に立てますよう、頑張ってまいりたいと思っております」 紺色のスーツに身を包み、日赤入社にあたり報道陣にそう抱負を述べた愛子さま。天皇家の子女が民間の事務職に就くのは、史上初めてのことだ。そんな飾らない人柄で国民の人気が急上昇している。 「配属先は青少年・ボランティア課で、ボランティアの育成が主な業務です。’22年の成年会見では親しい友人が福島県でボランティアに従事したことに言及し、この分野への関心を示していました」(全国紙宮内庁担当記者) 日赤が就職先として選ばれたのは「今後の活動を見越してのこと」だと、皇室解説者の山下晋司氏が言う。 「公務との両立についても当然考慮されたはずです。学業優先のため欠席されていた園遊会や歌会始(うたかいはじめ)などの宮中行事にも今後は出席されるでしょう。注目されているのは、初の単独公務がいつ、どういうものになるのかという点です」 女性皇族は10代で初の単独公務に臨むのが慣例だった。だが、愛子さまは未だ単独での公務を行っていない。 「天皇家の子女ともなれば広報効果が絶大。あらゆる団体が愛子さまのお出ましを期待して各省庁と交渉を続けています。一方で皇后以外の女性皇族は、啓蒙団体の会合出席など、担える公務は限定されるため『倍率』は上がります」(宮内庁関係者) 激しい争奪戦を制する、有力候補はどこか。前出の山下氏が続ける。 「幼少期から保護犬と暮らしてこられたこともあるでしょうが、愛子内親王殿下は成年の記者会見で『働く動物たち』に心惹かれるものがあるとおっしゃいました。盲導犬やセラピー犬などに関する施設や行事が有力だと考えられます」 愛子さまがどんな選択をしたとしても、明るさと思慮深さは多くの国民に伝わるはずだ。 『FRIDAY』2024年4月19日号より
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