災害にも強い商工業発展の拠点へ! 老朽化が進む高知商工会館 新築工事の起工式【高知】
RKC高知放送
老朽化が進んでいた高知商工会館が建て直されることになり、11月20日に新築工事の起工式が行われました。災害にも強い商工業発展の拠点として生まれ変わります。 高知市本町の高知商工会館北側駐車場で新築工事の起工式が行われ、関係者18人が出席し鍬入れを行って工事の安全を祈願しました。高知商工会館は地域の中小企業の発展を担ってきましたが、築59年で建物の老朽化が進んでいて、南海トラフ地震に備えるためにも新しく建て替えることにしたものです。 新しい建物は北側の駐車場に建設され、鉄筋コンクリートの地上5階建てで、延べ床面積は2123平方メートル。総工費は13億円で、2026年3月に竣工予定です。機能性を高め、屋上には太陽光パネルを設置。南海トラフ地震を想定して周辺の津波避難ビルとして貢献したいということです。 工事の期間中、高知商工会議所や会館は業務を行いますが、敷地内の駐車場は利用できないということです。工事は12月2日から始まります。