SHINee テミン、ソロデビュー10周年を迎えてさらなる飛躍へ「夢が叶ってワクワクしている」
SHINeeのテミンが、5thミニアルバム「ETERNAL」発売の感想と、ソロデビュー10周年を迎えた感想を明かした。 8月19日、テミンは5thミニアルバム「ETERNAL」を発売し、ダブルタイトル曲の1つである「Sexy In The Air」のミュージックビデオを公開した。 今作は、企画からミュージックビデオまで、テミンが全過程に参加した作品であるため、特別な意味を持つ。 「ETERNAL」には、「どこにいても、何をしていても、テミンはテミンだ」というアーティストとしての確固たる意志とアイデンティティが込められた。また、長い時間の中で訪れた変化、そして相反する不変性について率直に表現した。 タイトル曲「Sexy In The Air」は、テミンのアイデンティティとプライド、変化や自己表現に対する熱い思いを込めた歌詞とエレキギターサウンドが調和した楽曲で、彼の強烈なエネルギーを感じることができる。 また、もう一つのダブルタイトルである「Horizon」は、モダンシンセポップジャンルのアップビートダンス曲で、躍動感のあるメロディーが印象的だ。慣れたところから抜け出し、枠を打ち破って出ていこうとするテミン自身の物語を盛り込んだ。 この他にも、ヒップホップスタイルの「G.O.A.T」、アコースティックサウンドと叙情的な雰囲気が漂う「The Unknown Sea」、エレクトロポップジャンルの「Crush」「Say Less」、夢幻的なムードの「Deja Vu」まで、計7曲を通じて彼のメッセージを感じることができる。 ―― 今年、ソロデビュー10周年を迎えました。感慨深いものがあると思いますが、心境はいかがですか? テミン:長い間活動してきたことを実感しています。このように長い間活動できるようにしてくれたファンの皆さんと、僕を愛してくださった方々に、本当に感謝しています。今回のアルバムも10周年を記念する気持ちで準備しましたので、一日も早く準備した姿をお見せしたいと思いました。 ―― 最近、大きな変化がありました。新しい所属事務所Big Planet Madeエンターテインメントに移籍しましたが、これまでと変わった点と変わらない点はありますか?あるとしたら、どのような点か教えてください。 テミン:事務所を移籍することで大きく変わったことはないように思います。どこにいても、いつも通りのやり方で準備しました。もちろんスタッフの皆さんに接しながら、どのようにコミュニケーションをとるべきか、いろいろなことを学んでいます。新たなやり方を作っただけで、準備はいつも通りにやりました。 ―― 今回のアルバムの企画、音楽、コンセプト、ミュージックビデオなど、全ての過程に参加したと聞きました。アルバムの紹介文にも自身のアイデンティティに関する話がたくさん盛り込まれていましたが、アルバム制作において最も核心となったポイントは何でしょうか。 テミン:常に自分が何をすべきか、どんなものを見せるべきかについてたくさん考えますが、今回のアルバムは、そういった悩みをそのまま盛り込もうと思った作品です。しかし、僕の状況が大きく変わったからといって、大きな意味を与え、意識的に何かを変えようとはしませんでした。いつも通り、僕が好きな音楽と感性を込めて準備したアルバムです。 ―― ダブルタイトル「Sexy In The Air」と「Horizon」では、それぞれ異なるカラーを見せていますが、それぞれの曲について紹介をお願いします。 テミン:「Sexy In The Air」は、今の暑い季節にぴったりの曲だと思います。とても楽しくてレトロ風のサウンドが特徴的な曲ですが、レトロなサウンドに合わせて踊ることで、涼しげな雰囲気を与えられると思います。また、曲の後半に雰囲気が盛り上がって、ドリル(Drill、音楽ジャンル)が登場する、どんでん返しのある魅力的な曲です。そして「Horizon」は、エネルギーに満ち溢れたシンセポップジャンルの曲ですが、このようなジャンルをやるのは初めてだったので、興味深かったです。この曲にぴったりの情熱的なパフォーマンスが魅力的なので、ぜひ見ていただきたいと思います。 ―― テミンさんにとってパフォーマンスは欠かせない重要な要素ですが、今回の活動で、パフォーマンス的に注目すべき部分があれば教えてください。 テミン:今回は各セクションに合わせて、曲の流れと調和するように振り付けを作りました。なので、あるパートは非常にミニマルで、あるパートではとても爽やかで、またあるパートではコンセプチュアルです。曲の流れに合わせて変化するパフォーマンスに注目していただければと思います。 ―― 事前プロモーションのコンテンツが公開された時からすでに期待が高まっていましたが、タイトル曲「Sexy In The Air」のミュージックビデオについて、エピソードを教えてください。 テミン:「Sexy In The Air」のミュージックビデオは、前作の「The Rizzness」のパフォーマンスビデオを担当してくださったSEGAJI VIDEOのイ・インフン監督と撮影しました。以前一緒に作業したことがある方なので、僕に対する理解度も高く、一緒にたくさん悩んでくれました。前に進みたいという願望と自信を表現した曲の雰囲気を形象化したのですが、壮大なスケールのセットとパフォーマンスが盛り込まれ、スピーディーに表現されています。全く異なる空間で水や光、風などを通じて感覚的な瞬間をユニークに表現しましたが、そのような部分を注意深く見ていただければ「Sexy In The Air」を理解しやすいと思います。 ―― ニューアルバムの発売前、ファンの皆さんに初めて曲を紹介する聴音会を行いましたが、音源を初めて公開する場であるだけに、興味深い質問やエピソードはありましたか?聴音会を行った感想を聞かせてください。 テミン:新しいアルバムを発売する時はいつも緊張しますが、聴音会は僕の味方のようなファンの方々が参加する場なので、むしろリラックスできました。一曲一曲制作していた時を振り返りながら話をすることができたので意味がありましたし、ファンの皆さんの様々な反応を直接見ることができて良かったです。エピソードというか、僕がファンの皆さんと話をするのが楽し過ぎて話が長くなってしまい、最後にファンの皆さんが残してくれたメッセージを読むコーナーが短くなってしまったのが残念でした。 ―― 5thミニアルバム「ETERNAL」の活動を通じて聞きたい反応や達成したい目標はありますか? テミン:「ETERNAL」が、僕がさらに自分のアルバムに参加していく、そのような始まりを知らせるきっかけになればと思います。まだ未熟な部分が徐々に埋まっていき、成熟し、自分の感性や、表現したいことをアルバムに詰め込むことができるきっかけになったと思います。次のアルバムでは、さらに僕が主体になっていく、そのような過程を盛り込みたいと思います。 ―― ソロワールドツアー「Ephemeral Gaze」が開催されます。ソロワールドツアーは今回が初めてですが、心境はいかがですか?どのようなステージを準備しているのか紹介をお願いします。 テミン:ようやくツアーができることをとても嬉しく思っており、感謝しています。歌手になることを夢見た時から、このようなツアーをすることを想像していたのですが、ついに実現するので、とてもワクワクしています。これを機にファンの皆さんにたくさんお会いして、今まで行ったことのない場所に行って、たくさんの方たちと一緒に良い思い出を作りたいです。 ―― いつもテミンさんを応援しているファンへ一言お願いします。 テミン:僕がいつもこのように新しい試みをすることができるのは、皆さんがそばで応援してくれているからです。このようなことを悟るまで、多くの時間がかかりました。最近になって、さらに感謝の気持ちを感じています。いつもこのような応援に感謝で恩返しができるように、音楽で、ミュージシャンとしての僕をお見せしたいです。いつも感謝しています。愛しています。
キム・ミョンミ