「こころ」のない怪獣は何を思う? 感情について考えさせられる絵本『こころをなくした かいじゅう』
絵本『こころをなくした かいじゅう』が5月24日にパイ インターナショナルより発売される。 【写真】こころを失った主人公は、だれもいない場所へ移り住み…… 悲しい気持ちが続いたとき、とてもつらいことがあったとき、苦しくて逃げ出したいようなときーー。「いっそ、こころなんて無くなればいいのに」と思ったことのある人は少ないだろう。 本作の主人公・かいじゅうのオルーガには「こころ」がない。仲良しだった親友に裏切られ、傷つけてやろうと怒りをぶつけ、そしていつの間にか親友はいなくなってしまう。どんなに泣いても元には戻らず、いつの間にかこころも失ってしまった。 悲しみのあまりにこころを無くしてしまったかいじゅうオルーガのお話。オルーガを通して、喜び・怒り・悲しみ・楽しみなど、こころの大切さについて考えられる絵本だ。
リアルサウンド ブック編集部