<2次予選速報>ハリルJがシリアに5-0の圧勝、1位突破で最終予選へ
試合後、ハリルホジッチ監督は、「よい試合をした。スペクタルな試合だ。選手におめでとうと言いたい。最終予選に勝ったことは素晴らしく、このことでチームはさらに強くなる」と笑顔で語り、代表通算100試合となった岡崎にキャプテンマークを渡したことを聞かれ、「岡崎は、ご褒美をもらう資格があるだろう。最後まで全力を尽くす。大きな力を代表チームに与えている。オカに大きな拍手を送っていただきたい」と、埼玉スタジアムのファンに呼びかけた。 続けて場内インタビューに呼ばれたのは、香川と本田、吉田麻也の3人。 2ゴールをマークした香川は、「ずっとホームでゴールを決めていない。結果として決めることができてよかった。なかなか2点目が入らず、シリアのカウンターも凄かったので、あの2点目が大きかった。結果が重要だった。この勢いを最終予選に持っていけるようにしたい。会場が素晴らしい雰囲気を作ってくれた。これを弾みにキリンカップ、最終予選とがんばっていきたい」と生き生きとした表情で語った。 続けてインタビューに呼ばれた本田には浮かれた表情は微塵もなかった。 「失点をチームとして、しないこと掲げていた。その意味で満足です。(成長か?課題か?)課題を感じた。というのも、攻めた後のカウンターを何度も繰り返されていた。強い相手は甘くない。修正していかねばならない。(出場試合に全試合得点?)満足することなく、さらにチームの勝利のためにゴールを積み重ねていければいいなと思う。一人ひとりが成長するしかない。もっと貪欲に練習にとりくんでいきたい」 全試合を完封で、2次予選を乗り切った吉田は、この日のゲームで、決定的なピンチを何度か招いたことを反省していた。 「攻めているときのリスクマネージメントをしっかりとしなければいけない。(アジア最終予選で)レベルの高い相手と戦う上で、もっと組織をしっかりしていかなければいけない。予選を通して(ディフェンスは)良かったが、今日は満足していない。最終予選で、もっといいパフォーマンスを出せるようにがんばりたい。後2年でワールドカップがくる。選手の競争が激しくなる。もっと積み上げていかなければならない」