「道に迷った」と通報も救助に向かうと…「ノーレスキュー」 イタリア国籍の3人を大使館通じて「厳重指導」【長野】
白馬村で2日、イタリア人スキーヤーが「道に迷った」と通報しながら、警察のヘリによる救助を拒否しました。 県警は「迷惑行為」として、イタリア大使館を通じて厳重指導しました。 警察によりますと、白馬村の八方尾根で2日、バックカントリースキーをしていたイタリア国籍の3人から、「道に迷った」と警察に通報がありました。 翌日、警察は地上とヘリからの捜索を行って3人を発見。 ヘリから警察官が降下したところ、3人は「ノーレスキュー」と救助を拒否し、そのまま下山しました。 いずれもけがはありませんでした。 能登半島地震でヘリや警察官を派遣して人員が限られる中、県警は「迷惑行為」だとして、イタリア大使館を通じて3人に厳重指導したということです。