キーズカフェ「550円朝食」がコスパ良好で唸ったあのキーコーヒーが手掛けるカフェ、450円~550円とコスパも良好!「氷温熟成」のコーヒーも!
白いホットドッグロールは、パニーニのような表面はサクッ、中は生地の水分量が多めでもっちりしています。全体を軽くベイクした状態で提供され、底面には焼き目がついています。ここが香ばしくておいしいんですよね。 ソーセージはシャウエッセンを使用。おなじみの香ばしいスモークの香りと、噛むと口の中ではじける肉汁のジュース、粗挽きの歯ごたえなど、「これこれ!」というお馴染みの間違いないおいしさです。ケチャップなどの調味料はなし。パンとソーセージとチーズの素材の味を楽しみながら食べました。
キーコーヒーは、創業100年のコーヒー豆問屋ということで、コーヒーを楽しみにしていたのですが、飲んでびっくり。ホットコーヒー、アイスコーヒー共に期待以上のおいしさでした。 ■100年以上コーヒー豆を焙煎してきた会社の味! 凍る直前の温度帯で熟成させたコーヒー生豆を使用した氷温熟成珈琲を、ネルドリップで抽出するなど、こだわりがつまった1杯らしいのですが、「氷温熟成してます」って言われても全然ピンときません。
氷温熟成することで豆の細胞が均質化され、高度な焙煎を駆使することにより、まろやかな味わいを実現しているとのことですが「豆の細胞が均質化されたらどうなるの?」ってハナシですよ。 「とりあえず、なんかこだわってるんだな」ぐらいの理解で一口飲むと、口の中にコーヒー豆が飛び込んできたような華やかな香りが広がります。ブラックで飲んでもおいしい。砂糖とコーヒーフレッシュを入れてもおいしい。 まろやかさのなかに、コーヒー豆の甘みとか旨みも感じられて、苦味も酸味もあるけど、フレッシュで棘はない。コーヒーのおいしい要素を計算しつくした、解像度の高い味でした。これが100年以上コーヒー豆を焙煎してきた会社の味かと思うと、説得力がすごかったです。
筆者が訪れた店舗は虎ノ門ヒルズのすぐそば、国家戦略特区の新虎通りにあります。「歩行者利便増進道路(ほこみち)」として、大きくとった歩道の道沿いにはきちんと手入れされた植栽とオープンカフェが並びます。 そのうちのひとつが「キーズカフェ」です(ちなみに向かいには以前紹介した「グッドモーニングカフェ」があります)。 ■虎ノ門ならではの客層を興味深く感じた朝 路面に面したオープンカフェスタイルで、テーブルは店内1つ、店外に3つだけの小さなお店ですが、お店のそばの歩道には、誰でも休憩できるようパラソルがついたテーブルと椅子がいくつか設置されています。