【速報】楽天グループ 23年12月期は5期連続の赤字 携帯電話事業で苦戦続く
楽天グループが発表した2023年12月期の最終損益は3394億円の赤字でした。最終赤字は5期連続です。前の期は3772億円の赤字で、赤字幅は縮小しましたが、楽天モバイルの基地局の設備投資などが重荷になっています。 売上高にあたる売上収益は8%増の2兆713億円、営業損益は2128億円の赤字でした。赤字の要因となっている携帯電話事業のセグメント損益は3375億円の赤字でした。1株当たりの年間配当金は無配としました。 楽天グループは24年12月期の業績予想は公表していません。見通しについては、「証券サービスを除いた連結売上収益については23年12月期に比べて2桁の成長率を目指す」とし、携帯電話事業については「早期の黒字化を目指す」としました。