広島・野間 ノルマ“5発”以上 自己最多更新に意欲 恒例山ごもりトレでスイング軌道を改良
広島・床田寛樹投手(29)が15日、広島市内で行われた「カープフェス2024」のトークショーに野間峻祥外野手(31)と参加し、来季の目標に“矢崎撃ち”を掲げた。同期入団で同級生でもある矢崎は現役ドラフトで来季からヤクルトに移籍。対戦が実現すればプロ初本塁打を放つことに意欲を示した。また、オリックスにFA移籍する九里との投げ合いも心待ちにした。 野間は来季、本塁打5本以上をノルマに設定した。18年にマークした5本塁打がこれまでのシーズン最多で、今季は1本。壇上では「5本以上(打つ)」と自己最多更新に意欲を示し、その実現に向けてオフはスイング軌道の改良に取り組む。 年末年始は毎年恒例の“山ごもりトレ”を今年も実施。「どうしても、ちょっと(球を)切ってしまうというか(バットが)上から入り過ぎてしまうところがある。もう少しフラットに振れるように」と具体的なアプローチ方法を明かした。 利き手である右手の意識が強かった従来の打法を踏まえ「右手と左手、バランス良く振れるように」と改善点を明確にした。遅い球を打ち込み、フォームを固めていく方針だ。大みそか、元日を除き年始は2日から始動の予定。精力的に振り込んで、習熟度を高める。