食や工芸、自慢の逸品集結 さくら野八戸で大京都展
京都の名品を集めた「第19回大京都展」(京都市など主催)が29日、さくら野百貨店八戸店で始まった。京都の食や伝統を楽しめる6階の催事場は、自慢の逸品を買い求める客でにぎわっている。 食品や工芸など33社が出展。「東山茶寮」の抹茶のロールケーキやソフトクリーム、「藤菜美」の京だんごなどのスイーツのほか、だし巻や黒毛和牛のステーキが入った弁当やちらしずしといった総菜もずらり。 工芸では念珠やお香、草木染などを取りそろえる。初日は同店近くの「マチニワ」で、舞妓(まいこ)による京舞も披露された。 主催団体のうちの一つである、京都物産出品協会の福永荘三副会長は「八戸で京都らしさを感じてほしい。買い物や会話で京都の言葉も楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けた。 6月4日までの開催で、時間は午前10時~午後6時半。京舞は30日もマチニワで午前10時、同11時半、午後1時半からのそれぞれ3回披露される。
デーリー東北新聞社