【車中泊YouTuberが便利グッズを続々紹介】ベテランから初心者までチェックしたい車中泊ギアとは
自分好みのプライベート空間を作ることができる車中泊。車中泊についての動画を多数アップしているYouTubeチャンネル『Dentan』では、ベテランから初心者までがチェックしたい車中泊ギアを紹介しました。どんなグッズが紹介されているのか、詳しく見ていきましょう。 【写真】車中泊YouTuberこだわりの車中泊アイテムを見る(全5枚)
車中泊仕様のダイハツアトレーに大満足
「軽自動車の車中泊道具」と題された動画は、字幕のみ音声なしの動画となっています。道具を紹介する前に、まずはクルマの紹介から。Dentanさんが愛用しているのが、ダイハツのアトレーを「タジマキャンパー」というメーカーがリメイクした「タジマキャンパー A340」モデルです。北海道から沖縄までも調子よく走るそうで、Dentanさんも「良いクルマ」と満足気でした。
快適な睡眠環境のためのお気に入り寝具を紹介
続いて、道具の紹介に。車中泊グッズで一番場所をとるのが寝具類で、使用しているマットレス「エムールグランドごろ寝マットレス」は厚みが12cmもあります。睡眠環境は、車中泊にはかなり重要。「腰痛持ちで神経質」というDentanさんが見つけたこだわりのマットレスで、「ここまで厚いものを使っている方はあまり見かけない」そう。 枕は「HIKENTURE」のエアピローを使用。同商品は、自分の好みに合わせて空気の量を変えられるのがポイントです。寝袋はマイナス10度まで耐えられるモンベルの「シームレスバロウバッグEXP.」。Dentanさんはマイナス15度で使用した経験もあり、「(寝袋の)お陰で何とか死なずに済みました」と語っていました。寝具類については「アップデートすることはしばらくない」と語るほどの満足度です。 細かな道具も紹介していきます。保冷する以外に、洗い物やゴミの保管にも使えるというソフトクーラーボックスはサーモスの5Lのもの。プラコンテナには軍手やフライパン、ガスバーナーなどに加え、エマージェンシーシートや虫よけスプレーなどが綺麗に整理整頓して収納されていました。
車中泊に欠かせない意外な重要なツール
車中泊の重要ツールとして意外なものも紹介されました。それが「ラップ」。汚れ防止や皿代わりとして使用できるため、「無くてはならない存在」だそう。さらに「重要度ランキングの極めて上位」として紹介されたのがウェットティッシュです。「洗う」という行為が基本的にできない車中泊では、クッキングペーパーと合わせて必需品になっているとのこと。 また「消棒RESCUE」という二酸化炭素を噴射するタイプの消化器も、通常の火消しスプレーと共に用意しています。「消棒RESCUE」にはシートベルトカッターや脱出用のガラス粉砕先端部が付いているのが特徴。使用されないことが一番ですが、命を守るために重要な道具ですね。 最後はトイレについて。トイレのある場所だけを対象にすると、車中泊で宿泊できる幅が一気に狭くなります。そこで、Dentanさんは、大便用時は市販の携帯トイレを利用。小便用には自前のブラックタンクを用意して対応しています。安定して小便を排泄するためには、広口であることと取っ手付きであることが重要だそう。もちろんトイレットペーパーも必須です。使用後は水で綺麗に濯いでから、塩素系漂白剤で殺菌処理しているとのことでした。 視聴者からは「丁寧な説明でわかりやすい!」「同じマットレスを買ったら、熟睡しました」といった声が上がっていました。最近では、国家資格である「二等無人航空機操縦士」も取得したDentanさん。車中泊の動画はもちろん、ドローンを活用した動画にも期待しましょう。
野中陽平