地球上の生命の驚異的な多様性を集めた、『地球博物学大図鑑』人気の理由は?
この惑星に存在する生命の複雑多彩さを一冊の本に収めるなら……。『地球博物学大図鑑』(東京書籍)こそ、その一冊に限りなく近い書物である。2012年6月に発売された本書は好評につき13刷が決定。重版が出来上がった。 【写真】動物、鉱物、植物など多種多様な地球の面白さがビジュアルでわかる中面 ページをめくるたびに現れるまばゆいばかりの種の数々。コレラ菌からシロナガスクジラ、アカカゴタケからジャイアントセコイア、ハチドリからダチョウまで、地球上の生命の豊かな多様性が比類ない形で見事に記録されている。 米国スミソニアン国立自然史博物館開館100周年記念出版。鉱物、岩石、化石から微生物、菌類、植物、動物に至る5154種を、6000点を超える写真・イラストと解説でこの一冊に収めており、地球の生物多様性を実感できる。 近年進んでいる遺伝子(DNA)解析により、生物の分類体系は大きく変わってきている。それらを反映し解説した初の大図鑑。家族で、学校で……誰にでもおすすめできる美しい地球の宝箱のような一冊。プレゼントにも最適だ。
文=リアルサウンド編集部