日本人3人目の偉業! EDDIE出場のビッグウェーバー松岡慧斗が最新動画を公開「次の世代の子たちにもスペシャルなことを起こしてもらいたい」
ハワイ文化の象徴として名高いコンテスト『THE EDDIE AIKAU BIG WAVE INVITATIONAL(EDDIE)』に日本代表として出場が決まったビッグウェーバーの松岡慧斗が自身のインスタグラム(@keito_matsuoka)を更新。バレルをメイクする迫力満点の映像を公開し、サーフィンファンの関心を誘っている。 【動画】ビッグウェーバー松岡慧斗のライディングをチェック 松岡は宮城県仙台市出身の34歳。6歳の頃、地元仙台新港でサーフィンを始め、15歳でJPSAプロ公認獲得、現在は世界中の大波を求め活動している日本を代表するビッグウェーバーのひとりだ。 2019年1月にハワイ・オアフ島ノースショアで行なわれた歴史あるローカルコンテストで、史上初となるパーフェクト12ポイントを叩き出し、そのライディングは “神風ライドと呼ばれ、サーファーとしてその名を世界に轟かせた。23年にはハワイ文化の象徴として名高いコンテスト『THE EDDIE AIKAU BIG WAVE INVITATIONAL』に日本人として久我孝男、脇田貴之に次いで松岡が3人目の出場が決まった。 EDDIEは、オアフ島ノースショアのワイメア・ベイで23年12月14日から24年3月12日までの間で大会が定める基準を満たした日に開催される世界最高峰のビッグウェーブコンテストだ。冬のノースショアはビッグウェーブで有名だが、1985年に始まって以来、大会が定める開催基準に見合う日は滅多になく、実際にコンテストが行なわれたのはたったの10回と非常に少ない。そんな幻のビッグウェーブコンテストに出場することはサーファーなら誰もが夢見る舞台のひとつだ。 松岡は自身のYouTubeチャンネルで、EDDIE出場決定について「EDDIEに出場する以外で、ワイメアのあのシチュエーションをサーフィンすることはできない」とし、続けて「どこかでやっぱり俺が一番やばいの乗ってやるって思ってるし、その気持ちがぶれてなかったら俺の前に(やばい波が)来るんじゃないかな」と、自信をみせた。 さらに「次の世代の子たちにスペシャルなことを起こしてもらいたい、これは俺にしかできないとか、結局人の心に残るものだったりとか、誰もが納得せざるを得ないような出来事を作っていくっていうことが必要なのかな」と、未来を担う子供たちに向けても話した。 最後に「成功しても、失敗してもいいんで、自分の気持ちっていうのが人々に伝わるようなライディングができればいいなと思ってる。結果は後からついてくると思うんで、みんなに語り継がれるようなそんな出来事を作れたらいいな」と、コンテストに向けて意気込みを話し、伝統的でエキサイティングなサーフィンの魅力を1人でも多くの方に届けたいという思いで、クラウドファンディングでの支援も呼び掛けた。 そんな松岡は1月19日に自身のインスタグラムでライディング動画を投稿。ビッグウェーブに物怖じせず、安定したライディングでバレルをメイクする臨場感たっぷりの映像を公開した。 投稿をチェックしたサーフィンファンやプロサーファーの仲間からは、歓喜を伝える沢山の炎マークや、「はんぱな!」「このドロップ何回も観てしまうー」「ザ・キング!」「これは必見です」といった絶賛の声が寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部