怪盗グルーの笑福亭鶴瓶がミニオンに嫉妬「小さいのがどんどん力をつけて主役をとられた」
米イルミネーションの最新アニメーション映画『怪盗グルーのミニオン超変身』の夏祭りイベントが2日、東京・六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた落語家の笑福亭鶴瓶、歌舞伎俳優の片岡愛之助、歌手の中島美嘉、俳優の山田杏奈ら多彩な面々が顔をそろえた。 怪盗グルーの笑福亭鶴瓶がミニオンに嫉妬「小さいのがどんどん力をつけて主役をとられた」
鶴瓶は2010年『怪盗グルーの月泥棒』から4作目、14年にわたり主人公グルーの声を担当。だが、「月泥棒の時はグルーが主役だったけれど、小さいのがどんどん力をつけていって取られてしもうた」と、手下であるミニオンたちへの嫉妬をあらわにした。 今回が7年ぶりのアフレコで「狭い所に入れられて、ヤーとかオーとか言うて7日もかかった。皆は1日やろ」とグチは止まらず。それでも、グルーの見せ場となるクライマックスに関しては「最後のシーンはめっちゃいいよね。本当に泣けますよ」とプライドをのぞかせた。
グルーの妻ルーシー役の中島も7年ぶりの復帰で、「ルーシーが出てくるのか分からなかったので、(オファーがくるまで)ドキドキでした」と安どの笑み。グルーの高校時代の同級生でライバルのマキシム役の愛之助は、「陽気でファンタジックな感じでやりました」と自信たっぷり。鶴瓶も「うれしそうにやっていたよね。ほんまにうまいんですよ」と称賛していた。 この日はほかに児玉すみれ、LiSA、ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)が出席した。 『怪盗グルーのミニオン超変身』は、7月19日から全国で公開される。 取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
鈴木 元