阪神2軍 先発野手全員安打の16安打11得点 中川「4番・DH」に和田2軍監督「守りながら4番打てる可能性を持ってる」
「ウエスタン、阪神11-6オリックス」(7日、安芸市営球場) 阪神は初回、1番から打線がつながり一挙6得点。先発野手全員安打で計16安打11得点の猛攻で大勝した。 初回は先頭・高寺が左前打を放ちクリーンアップが返す、言い展開で先制。四回まで毎回の得点で9点を奪った。初回と六回に安打を放った豊田は長打のマルチ安打をマーク。「4番・DH」の中川は先制点を挙げるなど役目を果たした。 六回には高知高校出身の栄枝が3号2ランでとどめ。地元で約2カ月ぶりの本塁打を記録した。土佐出身の森木は九回に登板。1回2安打2失点だった。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -初回から打線がつながり、クリーンアップでいい流れを作れた 「そうだね。1番の作ったチャンスっていうかバントができなくて、あそこでクリーンアップが凡退すると、すごくゲーム展開として流れが悪くなってしまうんだけど。あのクリーンアップのヒットっていうのはただのヒットじゃなくて、流れを引き戻すぐらいの価値のあるヒットだったと思うね」 -中川は「4番・DH」での起用。期待できる選手 「そういう状態でもあるし。彼の勝負強さっていうところは、キャッチャーだからもっともっと守備を鍛えていかないといけない中で、打線として考えた時には、今いるメンバーだったら十分4番を張れるというかね。毎日は出られないから、本当は4番はそんなにコロコロ変えたくないんだけど。その日打線を組むとしたらね、そういうこともありえるなっていうのを一度金沢でも4番に座った時に、しっかり結果を出して、打線の流れをいいように持っていける選手なんでね。4番だけじゃなくて代打でもいける勝負強さを持ってるんで。あとはたくさん試合に出られるように。そうすると、もっともっと力を発揮できるんでね。しっかり守備を鍛えて、最高なのは守りながら4番を打てるっていうね。そういう可能性を持ってる選手だと思うんで、頑張ってほしいね」 -高知高校出身の栄枝は六回にホームラン。地元でいいところを見せられた 「今日、いろんなピッチャーを受けたけどもう本当に大変だったと思う。制球が定まらない中で打席では集中して結果を出したっていうのはね、非常にいいことだし。それを地元で打てたっていうのは、彼にとっても応援してくれる皆さんの前で、ただの結果じゃなくてホームランをね、打てたっていうのは次につなげていかないといけないよね」 -先発のマルティネスは三回に崩れたがその後立て直した 「まあね、そこを評価するのか…ちょっと点差があったから。この間のくふうハヤテの時かな、ちゅ~る(静岡)のゲームも同じような崩れ方してるんで。そこら辺のところをしっかりいろんなこと学んでね、直していかないと。球はいいからね。ストライクさえ取れればそう簡単には打たれないぐらいのものは持ってるんでね。やっぱりあとは制球っていうところをしっかり磨いていってほしいよね」 -明日の先発は 「秋山」