他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目野手(3)ソフトバンク編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(パシフィック・リーグ野手編)
ソフトバンク:リチャード
・投打:右投右打 ・身長/体重:189cm/123kg ・生年月日:1999年6月18日 ・経歴:沖縄尚学高 ・ドラフト:2017年育成選手ドラフト3位 ファームでは4年連続で本塁打王に輝くなど、“二軍の帝王“と化しているリチャード。細川成也(現中日)のように大化けが期待できる存在だ。 2017年育成選手ドラフト3位で福岡ソフトバンクホークスに入団。長打力に注目が集まり、2020年3月に支配下登録を勝ち取った。同年の一軍出場はなかったが、二軍では本塁打と打点の打撃2冠を獲得。 2021年に一軍デビューを果たすと、34試合出場で7本塁打と持ち前の長打力を遺憾なく発揮。しかし、翌2022年は初の開幕一軍入りを掴むも、最終的に23試合の出場で打率.159、3本塁打と思うような成長曲線を描けなかった。 今季も22試合の出場にとどまり、打率.115、ノーアーチと低迷。一方、二軍では72試合の出場で打率225、19本塁打、56打点の活躍で打撃2冠(本塁打・打点)に輝いた。 ファームでは好成績を残し続けているだけに、環境の変化によってブレイクを遂げる可能性もありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部