『無能の鷹』第4話は“根回しの鬼”雉谷(工藤阿須加)をフィーチャー 鶸田(塩野瑛久)は“会社で地雷を踏まない”能力を目の当たりに
菜々緒が主演を務める金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(テレビ朝日系 毎週金曜 午後11時15分~深夜0時15分ほか)の第4話が11月1日(金)に放送される。 【写真】恋人のマミ(市川美織)を抱きしめる雉谷(工藤阿須加) 本作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で連載中のはんざき朝未による同名人気漫画を実写ドラマ化。主人公の鷹野ツメ子(たかの・つめこ/菜々緒)は、スマートな身のこなしに落ち着いた声。自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い。どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能で…。 一方、鷹野と同期入社の鶸田道人(ひわだ・みちと/塩野瑛久)は、本当は仕事ができるのに、見るからに無能そうな残念サラリーマン。しまいには、社内ニートとなっている鷹野の相棒役を押し付けられ、不運すぎる社会人生活をスタートさせる。しかし、やがて“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグが奇跡を起こす。 11月1日(金)放送の第4話では、“根回しの鬼”雉谷(工藤阿須加)がフィーチャーされる。圧倒的なデキるオーラを醸しながらも、衝撃的な無能ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野(菜々緒)。今日もホワイドボードの板書を任されるも、気づけば意味不明な壁画になっている始末。 そんな鷹野が見つめる先には、ダルそうにプリンターで資料を印刷し、ホチキス留めする雉谷。彼が作った資料は“部長の離乳食”なるもので、専門用語に不慣れな部長・朱雀(高橋克実)用に雉谷が必要最低限の内容をまとめた“アホ専用資料”。新入社員の鶸田(塩野瑛久)は、そんな先輩の介護にも似た行動を「上司への忖度」もしくは「思いやり」なのかと思うが、同僚の鵜飼(さとうほなみ)は「雉谷くんは、面倒なことになる前に早めに手を打ってるだけ」と評する。 その後も鶸田は、「会社でさまざまな地雷を踏まない」ために全力を尽くす男・雉谷のさまざまな能力を目の当たりに。取引先に応じて好青年からチャラ男までキャラを使い分ける演技力、上司にハシゴを外されないためのメールでのCC巻き込み術、社内の人物を憑依させてもめない社内調整をシミュレーションする危機回避能力。その立ち回りのうまさから、うっかり今年の社内運動会の仕切りを頼まれるも、言葉巧みに誘導して、優しすぎて損ばかりの鳩山(井浦新)に役割を押し付け、ほくそ笑む雉谷。 一方、恋人のマミ(市川美織)とも面倒になることを避け、彼女の地雷を踏まないよう細心の注意を払いながら交際。しかし、クレイジーすぎる彼女に振り回され、雨の中で土下座する姿を鷹野に目撃されてしまう。 さらには、会社でうまくやりすぎて朱雀に評価され、望まぬ出世街道へ誘われつつあることに気づき、追い詰められた雉谷は転職を考え始め…。 そんな中、緊急入院した鳩山に代わり、雉谷は、鷹野と鶸田とリスケの利かない企業へ代理で営業に行くことに。しかし、社長の二矢(みのすけ)は愛猫が脱走してしまい、感情を失っている状態で…。「これは契約どころではない、一度帰って出直そう」と雉谷が引き返そうとしたその瞬間、またもや鷹野がとんでもない奇跡を巻き起こす。
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