【桜花賞・一夜明け】ステレンボッシュは激戦後も穏やかな表情 リベンジ成功で桜の戴冠 田村助手「天にも昇る気持ち」
[GⅠ桜花賞=2024年4月7日(日曜)3歳牝、阪神競馬場・芝外1600メートル] 7日のGⅠ桜花賞を制したステレンボッシュ(牝3・国枝)は、同日午後8時ごろに自厩舎へ到着。一夜明けた8日朝、馬房から穏やかな表情を見せていた。 「馬はいつも通りの感じかな。しっかりと競馬をして頑張ったから、多少、ソワソワしたところはあるけどね。カイバも食べているし、脚元のトラブルもなさそう。とりあえず、ひと安心ですね」 担当の田村助手が目尻を下げる。昨年暮れのGⅠ阪神JF2着の借りを返す形で、ビッグタイトル奪取。レースぶり、勝ち時計=1分32秒2(良)も含めて、非の打ちどころがない結果だった。 「天にも昇る気持ちだった。モレイラ騎手が笑顔で帰ってきて、たまらない気持ちになりましたよ」と同助手。 9日に栗東トレセンを退厩。牝馬クラシック2冠制覇を狙う次走のGⅠオークス(5月19日=東京芝2400メートル)でも、大きな期待を抱かせる。
東スポ競馬編集部