１０月１６日は自分たちの国で消費する食べ物について、できるだけその国で生産することを目指す「国消国産の日」です。宇都宮市では１６日、この活動に理解を深めてもらうための広報活動が行われました。 　「国消国産の日」について知ってもらおうと初めて広報活動を行ったのは、ＪＡグループ栃木の職員およそ２０人です。ＪＲ宇都宮駅で国産の農畜産物の消費を呼びかけるウェットティッシュを行き交う人たちに配布しました。 　「国消国産の日」は、国連が定めた「世界食料デー」にあわせて２０２１年に日本記念日協会に登録されたものです。現在、食料のおよそ６割を輸入に頼っている日本は、輸入先の国で自然災害などが起きると、価格の高騰をはじめ食生活に大きな影響がでることがあります。 　ＪＡグループ栃木では、この活動を通じて国内の生産の基盤を整え、適正な価格形成といった食料の安全保障を目指すとしています。