ブラックバーンFW大橋祐紀、チャンピオンシップ序盤戦の“傑出した6人”に選出 「すでに素晴らしい発見であることを証明している」
リーグ戦5試合で4ゴール
英『Football 365』はイングランドの実質2部であるチャンピオンシップのここまでを振り返っており、序盤戦において「傑出した6人」を選出している。その中には今夏にサンフレッチェ広島からブラックバーンに移籍したFW大橋祐紀(28)が選ばれている。 [動画]前節のブリストル・シティとの試合で大橋が決めた2ゴールはこちら 今夏に初の海外挑戦を決断した大橋はチャンピオンシップ開幕戦でデビューを飾るといきなり初ゴールをマーク。ここまではリーグ戦5試合に出場し、4ゴールと素晴らしい成績を残している。さらにカラバオカップにも2試合出場しており、1ゴール1アシストをマーク。イングランドで抜群のインパクトを残していると言える。 そんな大橋について同メディアは「今シーズン最大の移籍の目玉となった大橋は、日本のトップリーグから6桁の移籍金で引き抜かれ、すでに素晴らしい発見であることを証明している」と、手頃な金額で手に入れながらも大活躍するストライカーを称賛。さらにこのように続けている。 「今シーズンが始まる前、多くの観客は当然のようにブラックバーンを降格候補に挙げていた。彼らは苦戦するだろうと予想していたが、ジョン・ユースタス監督が植え付けた守備の結束力が残留に必要な勝ち点を稼ぐのに貢献するだろうと感じていた」 「しかし、夏には、ユースタスは『そんなことはどうでもいい』と思ったに違いない。プレーオフ進出の衝撃的な候補となったブラックバーンを彼らはこのリーグで得点王を争う存在である『エンターテイナー』に変えたからだ。大橋の4ゴールとオーバーホールの貢献は、ブラックバーンの成功の大きな要因であり、驚くほど有望なシーズンになるかもしれない」 ここまでブラックバーンは5試合を終えて3勝2分で5位につけている。同メディアが称賛するように得点数は「12」となっており、2位のサンダーランドと3位のバーンリー(13得点)に次ぐ、得点数を記録している。チャンピオンシップ屈指の攻撃力を誇るチームで大橋はゴールを量産しているのだ。 現在は5位だが、ブラックバーンはまだ今節を戦っておらず、日本時間22日の20時にキックオフされるプレストンとの試合に勝利できれば勝ち点を14まで伸ばし、3位にまで順位を上げることができる。現在チャンピオンシップ得点ランキングで3位タイにランクインしている大橋は今夜の試合でもゴールを決めることができるのか、注目だ。 ちなみに同メディアは他にもミドルズブラのDFルーク・アイリング(33)、オックスフォード・ユナイテッドのFWマーク・ハリス(25)、リーズのFWマテオ・ジョセフ(20)、WBAのFWジョシュ・マジャ(25)、バーンリーのDFコナー・ロバーツ(28)を選出している。
構成/ザ・ワールド編集部