安保瑠輝也の相手に、身長191㎝”世界最強”キックボクサーが名乗り、平本蓮も激推しの強さ
12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』の“雷神 番外地”では、平本蓮率いる「BLACK ROSE」と対決する、「朝倉未来」チームの大将として安保瑠輝也の参戦が発表されたが、相手は未定。 そこへ平本蓮が22日、SNSで対戦候補者として驚きの名前をアップした。それは世界最高峰キックボクシング団体『GLORY』で191cmの長身にして、77㎏王者として君臨するチコ・クワシ(26=オランダ)だった。 【フォト&動画】クワシが強烈ハイキックでKO防衛!191㎝の長身に、バキバキの肉体 安保は同大会にて、当初ライアン・ガルシアとボクシングルールで対戦予定も、ガルシアが練習中に⼿を負傷しドクターストップ。試合が延期となっていた。 22日の対抗戦発表会見に電話で出演した安保は、朝倉軍の大将としてのオファーを快諾。コメントでは「強いやつおるんやったら誰でもいい。今回は2か月間ボクシングの練習していたから、ボクシングにしてほしいけど、誰でもやるから連れてきてください」と強気な発言をしていた。 すると同日夜、平本がSNSで「オランダの盟友 GLORYウェルター級王者(77kg)の チコからのメッセージ。めっちゃRIZIN出たがってる。盛り上がってきた」とメッセージのやり取りをアップ。 クワシは今年5月に来日し、平本も共に練習する画像をアップするなど、親交ある間柄だ。 クワシは、今回の対抗戦に[宇佐美正パトリックvs細川一颯]が77.0kgのキックボクシングルールで行われるのを見て「RIZINに77kgあるの?俺もいつか必ずそこで戦うぞ」と平本にメッセージ。 すると平本が「元K-1王者の安保が、君に喧嘩を売りたがっているぞ」と焚きつけている。 更に平本は「チコは日本でスターになりたいらしい。早速榊原さんと話してくる。BLACKROSE最強の核兵器が加わりました」とRIZINと交渉を開始するとのこと。 同日夜にRIZIN公式YouTubeで行われていた大晦日特番で榊原代表は「蓮から聞いた選手を連れて来れたら、とんでもない。誰も想像していなかった相手」と語っており、これがクワシのことなのか。 クワシ自身、SNSで安保との対戦画像をアップし「誰でもかかってこい!」とやる気満々。サンドバッグを激しく蹴りまくる動画も投稿した。 チコは、キック戦績43勝(23KO)5敗1分。15年3月にプロデビューし、欧州『King of Kings 』やIKBOなど数々の王座を獲得。昨年3月にGLORY参戦すると、無敗のまま11月に王座獲得した。初防衛戦ではKO勝利、今年5月には階級下のライト級王者ティジャニ・ベズタティの2階級制覇挑戦を受けたが、ドローで跳ねのけている。 プロボクシング経験もあり、オランダ国内王座も獲得。5連勝後、WBOユースのライトヘビー級タイトルを争い、肩の負傷でTKO負けするなどしてからは撤退している。 安保は通常体重80kgと言い、希望するボクシングルールにも対応可能な相手のようだ。階級が違うとはいえ、元K-1王者と現GLORY王者のキック対決も見てみたいが、果たして決定なるか。