邦人のスーツケース発見、血痕も 比、母の姉夫婦が運ぶ映像
【マニラ共同】フィリピンのルソン島で日本国籍のモテギ・マイさん(26)とフィリピン国籍の母(54)の2遺体が見つかった事件で、地元警察は16日、2人が所持していたスーツケースが見つかり回収したと明らかにした。内容物に血痕が付着し、母の姉と夫がスーツケースを3輪バイクで運ぶ映像が監視カメラに残されていた。 警察は姉夫婦を捜査対象と見なしているが、姉は自殺を図って入院し、夫は行方不明という。マイさんら2人は現地で不動産を購入するため現金500万ペソ(約1300万円)を持ち込んだと親族が話し、警察が情報を確認している。 マイさんと母は2月にケソン州タヤバスに到着し母の姉の家に滞在していた。