かつてない急拡大 インフルエンザ感染者が過去最多更新【長崎】
長崎県内のインフルエンザの感染者数は7週続けて増加し、現行の調査が始まった1999年以降最多を記録、急速な感染拡大が進んでいる実態が明らかになりました。救急医療体制のひっ迫も懸念されます。 長崎県の発表によりますと、12月29日までの一週間に県内70の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は5759人で、前の週から2822人増加しました。 1医療機関あたりの報告数は「82.27」で、五島と上五島を除く長崎県内すべての地区で警報レベルの基準値「30」を上回っています。 年代別では、10歳未満が41%、10代が25%を占めています。多くの学校で新学期を迎え学校での感染拡大が懸念されることから県は、手洗いやマスクの使用、換気などのより一層の徹底を呼びかけています。
長崎放送