「嵐」デビュー25周年 本を通してニッポンを盛り上げた、国民的アイドルグループとしての多大なる貢献
◼️デビュー25周年の11月3日、全てのMVが解禁 嵐が今年11月3日に25周年を迎えること受けて、スペシャル企画を実施する。過去のライブDVDを計12タイトルのBlu-ray化や、全Music VideoのYouTube公開など、改めて彼らの功績を振り返る1日となりそうだ。 【写真】Snow Man・目黒蓮が表紙を飾る『ハーパーズ バザー』 『バレーボールワールドカップ1999』のイメージソング、そしてドラマ『Vの嵐』(いずれもフジテレビ系)の主題歌として一気にお茶の間に浸透したデビュー曲「A・RA・SHI」に始まり、『木更津キャッツアイ』シリーズ(TBS系)の「a Day in Our Life」や、『花より男子』シリーズ(TBS系)の「WISH」「Love so sweet」「One Love」に、『山田太郎ものがたり』(TBS系)の「Happiness」、『怪物くん』(日本テレビ系)の「Monster」など挙げればキリがないくらい、メンバーが出演してきた数々の名作ドラマ・映画の主題歌を歌ってきた。 さらに、米津玄師が作詞・作曲を手掛けたことでも話題となった「カイト」は、NHKの『みんなのうた』でも親しまれ、パンデミックに揺れた日々を勇気づけてきた。嵐と過ごした四半世紀。音楽番組はもちろんのこと、報道に、ドラマに、バラエティにと嵐が沸かしてきたシーンは実に幅広い。そんな中、11月3日には相葉雅紀が主演したドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)の主題歌としても親しまれた「君のうた」が絵本となって発売される。思い返せば、嵐は出版業界にとっても日本を大いに盛り上げてきた。 ◼️学校図書として寄贈された『ニッポンの嵐』、収益は東日本大震災の復興支援に アイドル雑誌、テレビ誌、ファッション誌など様々な雑誌に登場しては、ファンを楽しませてきた5人。出版業界では「嵐が表紙になれば売り上げが大きく伸びる」と言われるほど、嵐が誌面を飾るたびに大きな反響があった。実際に、週刊誌で重版がかかるのは極めて異例と言われている中で、櫻井翔が表紙を務めた雑誌『an・an』(マガジンハウス)2010年1月27日号では、史上初の重版となったことも。 それだけの注目度を誇りながら、2010年秋には書籍『ニッポンの嵐』を国の小・中・高等学校などに対して学校図書として寄贈したことでも話題となった。嵐は、2010年4月に国土交通省・観光庁では初となる「観光立国ナビゲーター」にボランティアとして就任。「ニッポン再発見」を目的に、メンバーが旅をする様子を記録したものだ。2008年、『Touch! eco 2009 いま、私達にできること。 ズームイン!!SUPER×NEWS ZERO』(日本テレビ系)のエンディングテーマ曲にもなった「Green」で、「地球環境や子どもたちの未来のためにできることは何か?」を問いかけた嵐。そして「ほんの少しの行動でも変わっていく物があるならば、僕たちは行動していくんだ」という意気込みから、この本が生まれたという。 メンバー自らが旅をしたい場所を提案したことも、この書籍の大きな特徴だ。2008年に初の個展を開催した大野智は「ものづくり」をテーマに青森県を訪れる。世界的アーティスト・奈良美智の作品に触れたり、スプーン作りやこぎん刺しを体験していった。祖父への想いを胸に秘めた相葉雅紀は、出身地・千葉県から神奈川県、京都府、奈良県へと「福祉、介護」の現場に足を運び、触れ合っていく。