大阪維新の会現職の山入端氏が再選 大阪・羽曳野市長選 元市幹部は及ばず
任期満了に伴う大阪府羽曳野市長選は7日に投票が行われ、即日開票の結果、大阪維新の会現職の山入端創氏(43)が、無所属新人で元市長公室部長の渡辺浩一氏(65)を破り、再選を果たした。当日有権者数は9万652人、投票率は39・95%(前回50・27%)。 当選が確実になると、同市内の選挙事務所は大きな歓声に包まれた。山入端氏は選挙中、行財政改革や子育て支援の充実など、1期目の実績をアピール。2期目に向け、世界遺産の百舌鳥・古市古墳群を生かした観光振興策や公共施設の再編などを強調した。 一方、渡辺氏は、山入端市政に対し、「市民の意見を十分聞いていない」と批判。人口減少を見据えた新たな戦略の策定や子供医療費の窓口負担ゼロなどを訴えたが、及ばなかった。 同時に行われた市議補選(欠員2)も深夜に新たな議員が決まった。投票率は39・94%。