「魅力を知ってほしい」ふるさとの特産品を修学旅行先でアピール 中学生が出発前に事前演習(雲南市)
山陰中央テレビ
島根県雲南市の中学生が、修学旅行で京都を訪れた際に地元の特産品を販売してふるさとの魅力を伝える活動に挑戦する前に、地元の協力企業を集めて販売のデモンストレーションをしました。 村上遥アナウンサー 「こちらでは中学生が事業所の人たちをお客さんと見立てて、吉田町をPRする練習をしています」 雲南市吉田町にある吉田中学校では、4月25日に2年生と3年生13人が、修学旅行で京都を訪れた際、ふるさとの魅力発信活動として、吉田町の特産品を販売します。この学校では、授業の一環で吉田町の特産品や歴史について学ぶ機会を設けていますが、インプットだけでなくアウトプットする力も身に着けてもらおうと初めて企画されました。 そして修学旅行先での本番を前にした事前演習が行われ、物品の提供などで協力してくれた地元企業の社員をお客さんに見立て、生徒たちがオリジナルのパンフレットやポップを作って商品を売り込みました。 生徒 「うやま米は、ツヤがあって甘いのが特徴の美味しいお米です。台湾にも輸出されていて、日本各地にファンがいるくらい美味しいお米です」 宇山営農組合・堀江知宏さん 「では一個買います」 生徒「・・・」 宇山営農組合・堀江知宏さん 「そこは間髪入れずに、ありがとうございますと言った方が良い」 生徒 「京都は行ったこともないし正直怖いけど、吉田町の場所とどんなものがあるかを伝えられたらと思う」 生徒 「吉田町のことを色々な人に知ってもらいたいので嬉しいです」 生徒「元気と勢いでいきます」 吉田中学校・佐伯卓也先生 「この小さな学校だららこそ出来る活動だと思う。表現力や発信力をこういう活動を通じて身に着けて欲しい」 地元企業からアドバイスを受けた生徒たち。県外で吉田の魅力を発信します。
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