GANG PARADE、ニューシングル『Peace☆超パニック』は「デスヴォイスに挑戦したライブ映えする作品」
WACKの12人組アイドルグループGANG PARADEが、8月28日(水)に3曲入りのニューシングル「Peace☆超パニック / 一夏」をリリースする。1曲目 「Peace☆超パニック」は、MEG(MEGMETA L)がプロデュースを手掛けた、かわいい&かっこいいの詰め合わせで情報量MAXの最上級ピースフル常夏ロックチューン。2曲目にはサウンドプロデューサー・雄之助を迎え制作した「一夏(読み:いつか)」、そしてカップリングに新進気鋭のボカロP・不眠症が手掛けた、メンバーのヤママチミキ&ユメノユアによるユニット曲を収録している。そんなGANG PARADEから、ユイ・ガ・ドクソン、チャンベイビー、ユメノユア、ヤママチミキ、月ノウサギの5名に、ニューシングルに対する想いやグループ活動における目標を聞いた。 【写真】GANG PARADE・チャンベイビーのきゅるりんスマイル ■『Peace☆超パニック』は「ライブ映えしそうな曲」 ーー「Peace☆超パニック」を最初に聴いた時の印象を教えてください。 ユメノユア:開始15秒くらいで急に裏切ってくる感じが良くて、この曲でライブに来たお客さんの度肝を抜きたいなって思いました。びっくりするだろうなと思って、すごい楽しみです。 月ノウサギ:ライブでやるのが楽しみだなと思いましたね。 チャンベイビー:ライブ映えしそうだなと思いました。 ユイ・ガ・ドクソン:歌うの難しそうで、ドキドキ感あったよね。 ーー今回の曲ではデスヴォイスを披露していますね。 ユイ・ガ・ドクソン:私は“デスボチーム”で、デスヴォイスは初挑戦だったんですよ。なのでMEG さんにやり方を教えてもらいながら、レコーディングをしました。 ヤママチミキ:レコーディング後にMEGさんにデスヴォイスを聞かせていただいたんですけど、めっちゃ上手で凄いなって思いました。 ユイ・ガ・ドクソン:でも何が正しいのかわからんから、めっちゃいろいろなデスボを聞いて練習しています。デスヴォイスチームがあって、ユア、ドク、ココ、月、メイ、ナス6人でやりました。残りのアイドルっぽい可愛いパートやサビをほかメンバーが歌うって感じです。 ーーデスヴォイスチームに振り分けられた方は、サビを歌いたいという気持ちはありませんでしたか? ユイ・ガ・ドクソン:そりゃありますよ!(笑) チャンベイビー:でも私は逆にデスヴォイスをやってみたいなっていう気持ちもありましたね。 ユイ・ガ・ドクソン:落ちサビだけオーディション形式で。デスボチームはそこを6人で戦うような感じで・・・(笑) ーーMEGさんからのディレクションはいかがでしたか? ユイ・ガ・ドクソン:めっちゃいろいろやっていただきました。特にデスヴォイスについては私たち皆初心者ばかりだったので、出し方のコツとか感覚とかをすごく丁寧に教えいただきましたね。分かりやすかったです。 ユメノユア:私は前からデスヴォイスのパートが多かったんですけど、言葉としてデスヴォイスを出すっていう機会があまりなかったので、そこは苦戦しました。アドバイスしていただいて、聞き取りやすさを意識しながら何回かチャレンジしたら、できるようになりましたね。 ヤママチミキ:これまでもデスヴォイスの曲はあったけれど、シャウト系で、歌詞として発する曲はなかったからね。 ーー今回の楽曲はキャピキャピし過ぎていないのが印象的でしたが、そういったディレクションがあったのでしょうか? ヤママチミキ:歌い方を何パターンか出して、MEGさんにチョイスしていただきました。細かいニュアンスも伝えてくださったので、分かりやすくて歌いやすかったです。キャピキャピしてほしいっていうオーダーはなかったです。 チャンベイビー:どちらかと言うと、明るく元気にっていうイメージをいただいていました。 ■『一夏』は「夏が終わりかけてノスタルジックな気持ちになる曲」 ーー2曲目の「一夏(いつか)」はどんな楽曲なのでしょうか? ユイ・ガ・ドクソン:8月1日にMVも公開されていて。残暑っぽい曲ですね。夏ソングっていうより、夏が終わりかけてノスタルジックな気持ちになる感じの夏を表現してます。 チャンベイビー:暑い夏っていうよりは、少し涼しい夏のイメージです。 月ノウサギ:8月終わり頃から9月にかけての雰囲気ですね。 ユイ・ガ・ドクソン:歌詞から夏の終わりの儚さをどことなく感じる、じっくり味わえる曲です。「Peace☆超パニック」が夏真っ盛りで、「一夏」はじっくり聴き こんでもらえるような、いろいろな夏の切り取り方がされているのを楽しんでほしいですね。 ーー「一夏」のMVの見どころを教えてください。 月ノウサギ:GANG PARADEのツアー映像をずっと付きっきりで撮ってくれている軍司拓実 さんという、メンバーのことをよく知ってくださってる方がMVを手掛けてくれています。 チャンベイビー:「一夏」のMVの見どころは花火のシーンですね。そのシーンは一番最後にあるんですけど、メリーゴーランドに乗りながら花火をぶっ放したので見てほしいです。あとは金魚も見どころです。 月ノウサギ:メリーゴーランドの撮影中に、ユアが振り回した花火がドクに当たりそうになって「燃える~!!」って…(笑) ユイ・ガ・ドクソン:腕を上げないで~!って言ってたんよ。シチュエーションとしては浅草の「花やしき」さんと、メリーゴーランドのシーンは千葉の山奥で撮影しています。 ■ユニット曲には「10年の歴史が反映されている」 ーー3曲目のカップリング曲はユアさんとミキさんのユニット曲ですが、どんな楽曲なのでしょうか? ヤママチミキ:私たち2人がグループ加入から10年目ということもあって、今回2人の曲を作っていただきました。曲を作ってくださった不眠症さんに、スタッフさんからGANG PARADEや私たち2人の歴史を伝えていただいたんですよ。なので、そういった歴史が歌詞に反映されている楽曲です。 ーーユニット曲を初めて聴いた時の感想をお聞かせください。 ヤママチミ:サビで昔のWACKっぽい言葉を使っている感じがあるなと思いました。そういったところで、昔の私たちの活動を思い出しましたね。歌詞を初めていただいた時に、考えながら作ってくださったというのが伝わってきて、すごくありがたいなと思ったんですよ。“振り返る”とか“行こう”とか、最近のGANG PARADEではあまりないフレーズが多いです。 ユメノユア:めちゃくちゃ難しい曲だなと思いました。レコーディングに苦戦したんですよね。それが1番思ったことです。サビとかBメロはユニゾンで2人でハモりながら歌ってるんですけど、そこが難しかったですね。1人2時間くらいかけて録ったと思います。 ヤママチミ:最近のGANG PARADEは歌割が決まった状態でレコーディングすることが多いので、 ユメノユア:今までで一番難しかった! ヤママチミ:「これを本当にライブでやるのか~??」ってくらいね ユメノユア:10年目で もこんなにまだ歌ったことがないものがあるんだなって、貴重な経験でした。 ユイ・ガ・ドクソン:10年続けたら1曲もらえるのかもしれない?これを新しい“しきたり”にしてほしい 月ノウサギ:あと3年! チャンベイビー:あと6年!まだまだ先は長い・・・(笑) ■GANG PARADEとしての目標「幅広い層のお客さんが楽しめるグループにしたい」 ーー今年2024年はシングル2枚目となりますし勢いづいていると思いますが、今のGANG PARADEはどういったテンションでしょうか? ユイ・ガ・ドクソン:めちゃくちゃ燃えてますね。激動の夏真っ盛りって感じです。色んなことがあったし、挑戦することも多いなと思うので、やるぞって気持ちでいます。 月ノウサギ:ありがたいことに夏は毎年すごく忙しくさせていただいているので、今年も楽しく忙しく過ごしています。 ーーGANG PARADEはやはり夏のグループなのでしょうか? ユイ・ガ・ドクソン:そう言ってるだけで、わりと常にバタバタしてますよ(笑)。去年の夏はツアーが3本もあったので、夏のイメージが付いているのかな。 月ノウサギ:夏が暇だと病んじゃいそうです。 ユイ・ガ・ドクソン:次は年末年始に忙しくなりたいですね。 ヤママチミキ:休みあるとイヤだよね・・・。休みがあると不安になっちゃう。 ユイ・ガ・ドクソン:夏くらい忙しくなりたいです!燃えてます! ーー最後に、今後のGANG PARADEの活動や目標についてお聞かせください。 ユメノユア:1期BiSの先輩たちに追い付きたいです。尊敬と憧れがあるので、そのレベルに達したいっていう気持ちはメンバー全員が持っていると思います。横浜アリーナや日本武道館など、1期BiSの先輩たちが成し遂げたことは私たちも成し遂げたいですね。 ユイ・ガ・ドクソン:既にお客さんの層が幅広いとは思うんですけど、もっとその幅を広げていけたらなと思っています。ギャンパレは人数も多くて個性的だから、例えばメンバーのキラ・メイは子どもにも人気がでるんじゃないかなって思っています。遊園地のように、いろいろなお客さんが楽しめるグループにしたいですね!