力と勇気をくれる、フェミニストたちの歴代名言集【国際女性デー】
家父長制との闘いはうんざりするほど長い道のりになるかもしれない。そんなとき、歴代フェミニストたちの言葉は、その旅を乗り切るためのインスピレーションを与えてくれるはず。 彼女たちに会ったことがなくても、その力強い言葉が、私たちを支えてくれる。昇進を妨げる迷惑な上司と闘うとき、自分に不当な扱いをする人へ反論する勇気を持つとき、ただ自分を大切にしたいと思うとき、彼女たちの言葉が私たちの力になる。 ここでは、3月8日の「国際女性デー」を記念して、フェミニズムの先駆者たちの名言に背中を押してもらおう。 From ELLE UK
ジェーン・オースティン
「すべての女性について、理性的な生き物ではなく立派な女性として話されることが気に入りません。私たちは誰も人生を通して穏やかな海にいることを望んでいません」 1817年に発表した小説『説得』より
ココ・シャネル
「最も勇気ある行動は、自分で考え続けること。そして声に出すことです」 1992年にアルマンド・エイセンが発表した著書『Believing in Ourselves』より
オノ・ヨーコ
「私が提案するのは、社会の女性化です。世界を変えるポジティブな力として女性性を利用することです。女性的な知性と意識によって、理性よりもむしろ愛に基づいた、本質的で非競争的な社会へと変わっていくことができるのです」 1972年に『サンダンス・マガジン』に寄稿した「社会の女性化」より
ヘンリー王子
「女性が力を得ることで、その家族や地域社会、国を含め、周囲の人々の生活が計り知れないほど向上することを私たちは知っています」 「これは女性だけの問題ではなく、私たち男性も果たすべき役割を認識する必要があります。真の男性は、女性の尊厳を尊重し、ふさわしい敬意を払うものです」 2013年に開催された「チャイム・フォー・チェンジ」グローバルコンサートでのスピーチより
エマ・ワトソン
「もし、男性が女性に認められるために攻撃的になる必要がなければ、女性も男性に従わなければならないと感じることはないでしょう。もし、男性が女性をコントロールする必要がなければ、女性も男性にコントロールされる必要はないでしょう」 「男性と女性のどちらも自由に弱さを感じていいのです。男性と女性どちらも自由に強さを感じていいのです。私たち全員が、ジェンダーを2つの対立したものではなく、広い視点で認識するときがきました」 2014年に国連にて行われた「He For She」キャンペーンのスピーチより